超音波厚さ計 DM4DL レンタル
超音波厚さ計 DM4DLは、デュアルマルチ機能によって、コーティング材を剥がすことなく母材のみの厚さを正確に測定でき、データ保存およびデータをパソコンに転送する機能が搭載されて測定値を統計的に管理することが可能です。また、残存肉厚を測定し、腐食や浸食の状況を調べることが可能です。0.6〜500mm(鋼中)
超音波厚さ計 DM4DLのレンタル事例
- 容器などの密閉度実験。
- 配管/水槽/タンク/橋梁等の各種構造物の磨耗、腐食検査。
- 照明/道路標識ポール、ボイラー冷却用パイプの磨耗、腐食検査。
- ボイラー、蒸気タービン等の高温配管の肉厚管理、磨耗/腐食検査。
- 危険物貯蔵タンク、配管、船体、工場設備などの磨耗、腐食検査。
- 建築機械/船体等の磨耗、腐食検査。
- 樹脂、ガラス、金型の寸法測定など製品検査。
- 鉄、アルミなどの鋳物の厚さの検査。
- 金型/精密部品等の精度厚さの検査
- 配管等の厚さの検査
- 金属加工品の仕上げ厚さの検査。
- 樹脂材料の各種タンク/容器の製品厚さの検査
超音波厚さ計 DM4DL【GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ】の概要
・簡単・片手操作、充実機能、ポケットサイズの超音波厚さ計です。・残存肉厚を測定し、腐食や浸食の状況を調べることが可能です。
・DM4DLに搭載されたデュアルマルチ機能によって、コーティング材を剥がすことなく母材のみの厚さを正確に測定できます。また、データ保存およびデータをパソコンに転送する機能が搭載されており、測定値を統計的に管理することが可能です。
超音波厚さ計 DM4DL【GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ】の特徴
・ニマムキャプチャーモードによる最小厚さ検出、比較測定、2点校正・ 豊富に選べる探触子で様々な材料の測定に対応
・ デュアルマルチ機能により、コーティング材の上から母材の厚さのみを正確に測定
・ 最大5,000件の測定値を保存でき、PC・プリンタへのデータ転送が可能(DM4DL)
超音波厚さ計 DM4DL【GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ】の仕様
動作原理 | 超音波二探触子法 |
---|---|
探触子ゼロ | 自動校正または2点校正 |
V-path補正 | 自動(マイクロプロセッサ制御) |
測定範囲 | 0.6〜500mm(鋼中)※使用状況により異なります。 |
音速範囲 | 音速範囲1000〜9999m/s |
表示分解能 | 0.01mm(<100mm)0.1mm(.100mm) |
表示速度 | 表示速度THKモード(標準設定):4Hz ミニマムキャプチャーモード:25Hz |
感度調整 | 自動または手動(高、中、低) |
受信周波数帯域 | 0.3MHz.10MHz(-3dB) |
表示部 | 4桁 |
電源 | 単3アルカリ乾電池×2 |
操作時間 | 約200時間 |
自動カットオフ | 3分(最終操作後) |
動作温度 | -10℃〜+50℃ |
外形寸法 | 146×76×34mm(H×W×D) |
重量 | 255g(電池を含む) |
ケース | 耐衝撃性、防塵防滴構造:IP-42 |
データロガー | 最大データ数 5390点 |
データファイル数 | 1〜999点 |
・耐衝撃性、防塵・防滴構造 |
超音波厚さ計 DM4DL【GEセンシング&インスペクションテクノロジーズ】の簡易取扱説明書
【超音波厚さ計 DM4DLの使用方法】- 1、測定準備
- (1)本体と探触子を探触子接続ケーブルで接続してください。
- (探触子ケーブルのコネクタは両端どちらでも接続できます)
- (2)この時、ケーブルのコネクタと本体接続部および探触子接続部の凹凸部分を合わせてしっかり接続してください。
- 2、測定方法
- (1)ONキーを1秒長押しして電源を入れてください。
- (出荷時は鋼で校正済みですので、鋼以外を測定する場合は後述する校正を行ってください。
- (2)ソフトウェアバージョン等が表示された後、測定画面になります。
- (3)画面上に「THK」と表示されていることを確認してください。
- (4)別の文字の記号が表示されている場合は、MODEキーを数回押して「THK」へ変更してください。
- (5)接触媒質を被測定対象に塗布し、探触子を接触させてください。
- (6)故障の原因となりますので、探触子をざらつきのある面に接触させたり、接触させたまま動かさないようにご注意ください。
- (7)画面下にカップリングマークが表示されていることを確認してください。
- (8)一定の力で探触子を押さえつけ、数値が安定したら読み取ってください。
- 3、既知厚さ 1点校正方法
- (1)測定対象と同じ母材で正確な厚さの分かる試験片を使って校正する方法です。
- (試験体は測定対象の厚さと同等以上の厚さのものを使用すると最良の結果を得られます)
- (2)画面上に「THK」と表示されている状態でCALキーを押してください。
- (3)画面下に「CAL」が点滅します。
- (4)接触媒質を塗布した試験片に探触子を接触させ一定の力で押さえつけてください。
- (5)カップリングマークが表示され、数値が安定したら上下矢印キーで既知厚さへ数値を変更してください。
- (6)CALキーを押すと校正が完了し測定できる状態となります。
- 4、既知音速 校正方法
- (1)測定対象の材質と音速がわかる場合の校正方法です。
- (代表的な物質の音速は取扱説明書に一覧があります)
- (2)MODEキーを数回押し、画面上に「VEL」を表示してください。
- (3)CALキーを押してください。
- (4)画面下に「CAL」が点滅します。
- (5)上下矢印キーで既知音速へ変更し、CALキーを押して確定してください。
- (6)MODEキーを数回押して画面上に「THK」を表示してください。
- (7)測定して数値に大きなズレが無いことを確認してください。
- (8)使用を終了する際は、ONキーを5秒長押しして電源をOFFにしてください。
超音波厚さ計 DM4DLのカタログ | |
超音波厚さ計 DM4DLの取説 |
.