超音波厚さ計 DM5E レンタル
超音波厚さ計 DM5Eは、デュアルマルチ機能(DUALMULTI)を搭載。デュアルマルチ機能は、コーティングやペイントを剥がすことなく母材の厚さを測定することが可能なため、時間とコストを削減可能な超音波厚さ計です。安定性と再現性をさらに高め、厳しい環境下での使用にも耐える堅牢設計で、石油化学プラントや電力プラントをはじめ、各種工業分野におけるパイプライン、圧力容器、貯蔵タンクなどの厚さ測定に適しています。計測範囲(標準)1 〜 200mm
デュアルマルチ(塗装上)5 〜 23mm
デュアルマルチ(塗装上)5 〜 23mm
超音波厚さ計 DM5Eのレンタル事例
- 配管/水槽/タンク/橋梁等の各種構造物の磨耗、腐食検査。
- 照明/道路標識ポール、ボイラー冷却用パイプの磨耗、腐食検査。
- ボイラー、蒸気タービン等の高温配管の肉厚管理、磨耗/腐食検査。
- 危険物貯蔵タンク、配管、船体、工場設備などの磨耗、腐食検査。
- 建築機械/船体等の磨耗、腐食検査。
- 樹脂、ガラス、金型の寸法測定など製品検査。
- 鉄、アルミなどの鋳物の厚さの検査。
- 金型/精密部品等の精度厚さの検査
- 配管等の厚さの検査
- 金属加工品の仕上げ厚さの検査。
- 樹脂材料の各種タンク/容器の製品厚さの検査。
超音波厚さ計 DM5E 【GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ】の特徴
・小型・軽量の超音波厚さ計です。安定性と再現性をさらに高め、厳しい環境下での使用にも耐える堅牢設計で、石油化学プラントや電力プラントをはじめ、各種工業分野におけるパイプライン、圧力容器、貯蔵タンクなどの厚さ測定に適しています。・コーティング材を剥がさずに測定可能
DM5Eに搭載されているデュアルマルチ機能では、コーティングやペイントを剥がすことなく、母材のみの厚さを簡単、正確に測定することが可能です。
デュアルマルチ機能を使用することで、時間とコストが削減できます。
また、表面が粗い測定物、腐食が激しい測定物におけるカップリングの問題による測定エラーが少なく、厚く塗られた接触媒質も測定値には含まれないため、より正確な厚さ測定が可能です。
○選べる表示モード
DM5Eには6種類の測定値表示モードがあります。
・ 標準モード:測定ごとに厚さ値を表示
・ MINスキャン:連続測定で得られた測定値のうち、最小値を表示
・ MAXスキャン:連続測定で得られた測定値のうち、最大値を表示
・ 差厚測定: 入力した公称厚さ値と測定値を比較し、その差をmm/%で表示
・ Bスコープ表示:測定時の最小/最大値を表示
・ デュアルマルチ表示:コーティング上からの測定時に母材の厚さのみを表示
超音波厚さ計 DM5E 【GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ】の仕様
型式 | DM5E |
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動作原理 | 超音波パルスエコー法 |
表示分解能 | 0.01 / 0.1 mm |
音速範囲 | 508 から 18,699 m/s |
材料音速分解能 | 1 m/s |
測定単位 | mm, Inch |
校正モード | 1点校正/ 2点校正/オンブロック |
表示更新速度 | 測定モード 4Hz/8Hz スキャンモード 24Hz |
アラーム設定範囲 | 0.25 mm から 508 mm |
電源 | 単3アルカリ乾電池×2 |
バッテリ動作時間 | 約60時間 |
自動電源オフ | 常時オン/自動オフ(5/10/15/30分後) |
動作温度 | -10 から +50℃ |
重量 | 223g(バッテリ含む) |
寸法 | 138 mm×75 mm×32 mm(H×W×D) |
防塵・防滴 | IP54 |
DA501EN 探触子の仕様
型式 | DA501EN |
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周波数 | 5 MHz |
用途 | 一般測定用 |
温度範囲 | -10 から 70℃ |
接触面径 | 12 mm |
測定範囲 | 1 から 200 mm |
測定範囲 (デュアルマルチ) | 5 から 23 mm |
超音波厚さ計 DM5E 【GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ】の簡易取扱説明書
【超音波厚さ計 DM5Eの使用方法】- 1、測定準備
- (1)本体と探触子を探触子接続ケーブルで接続してください。
- (探触子ケーブルのコネクタは両端どちらでも接続できます)
- (2)この時、ケーブルのコネクタと本体接続部および探触子接続部の凹凸部分を合わせてしっかり接続してください。
- 2、測定方法
- (1)ONキーを1秒長押しして電源を入れてください。
- (出荷時は鋼で校正済みですので、鋼以外を測定する場合は後述する校正を行ってください。
- (2)ソフトウェアバージョン等が表示された後、測定画面になります。
- (3)接触媒質を被測定対象に塗布し、探触子を接触させてください。
- (4)故障の原因となりますので、探触子をざらつきのある面に接触させたり、接触させたまま動かさないようにご注意ください。
- (5)一定の力で探触子を押さえつけ、数値が安定したら読み取ってください。
- 3、1点校正方法
- (1)測定対象と同じ母材で正確な厚さの分かる試験片を使って校正する方法です。
- (より精度の高い測定を行う場合は取扱説明書の2点校正の手順をご覧ください)
- (2)測定画面のCALキーを押してください。
- (3)右上の上矢印キーで「CAL/ON」を選択してください。
- (4)探触子に接触媒質などが付着している場合はふき取ってください。
- (5)探触子を空中で保持し、右上の上矢印キーを押して「ゼロ点調整」を選択してください。
- (6)「ゼロ点調整実行中」と表示が出た後、基準試験片にプローブを置く旨が表示されます。
- (7)接触媒質を塗った試験片に探触子を接触させてください。
- (8)「データ収集中」と表示が出た後、プローブを離す旨が表示されます。
- (9)探触子を試験片から離してください。
- (10)測定値が表示されます。
- (11)上下矢印キーで正確な厚さへ変更し、CALキーを押してください。
- (12)音速の設定画面に変わります。
- (13)試験片に探触子を当ててください。
- (14)画面左上に「T=」で厚さが表示されます。
- (15)上下矢印キーで正確な厚さへ変更し、CALキーを押してください。
- (16)校正が完了し測定画面に戻ります。
- (17)使用を終了する際は、ONキーを約3秒長押しして電源をOFFにしてください。
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超音波厚さ計 DM5Eの取説 |
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