潤滑油鉄粉濃度チェッカー SDM-73 レンタル
潤滑油鉄粉濃度チェッカー SDM-73は、超低速回転機(100rpm以下)から高速回転機まで計測できる鉄粉濃度計です。軸受の摩耗状態を簡易診断できます。測定対象は潤滑油中の鉄粉濃度です。潤滑油鉄粉濃度チェッカー SDM-73のレンタル事例
- グリース又はオイル潤滑の軸受、歯車等の摩耗状態の簡易診断及び傾向管理に(各種ポンプ・モーター、各種撹拌機、ファン・ブロア・圧縮機、冷却塔・エアフィンクーラー、混合器・ニーダ・ミキサー、回転乾燥炉、製紙機械、ミル・クラッシャー・リファイナー、各種圧延機械、各種コンベア、横行クレーン・ホイスト・リフト、各種土木機械、車両・運搬機械、エレベーター、エスカレーター・ム−ビングウォーク、立体駐車設備
- 振動法では診断が難しい低速回転機械、衝撃機械、負荷変動の多い回転機等に
- フェログラフィ法、SOAP法の事前予備診断に
潤滑油鉄粉濃度チェッカー SDM-73【新コスモス電機 】の特徴
・超低速回転機(100rpm以下)から高速回転機まで、軸受の摩耗状態を簡易診断。・軽量、ポータブル。
潤滑油鉄粉濃度チェッカー SDM-73【新コスモス電機 】の検出原理
・磁気バランス式電磁誘導法は、検出コイルの両側に励磁コイルを配置し、2つの励磁コイルによる発生磁界が検出コイル付近で互いに打ち消されるように構成した磁気回路センサです。・通常、検出コイルには誘導電圧は発生しませんが、一方の励磁コイルに鉄粉を含んだサンプルグリースを挿入すると、磁気バランスが崩れて検出コイルに誘導電圧が発生します。
・この誘導電圧によりグリース中の鉄粉濃度を測定することができます。
潤滑油鉄粉濃度チェッカー SDM-73【新コスモス電機 】の判定基準例
次の表は測定基準の参考例です。回転機の種類及び使用形態は多種多様であり、本基準例の適用が難しい機器もあると思われますが、鉄粉濃度値の傾向管理とデータの蓄積により、それぞれの機器にあった相対的な適用基準値の構築をお勧めします潤滑油鉄粉濃度チェッカー SDM-73【新コスモス電機 】の仕様
型式 | SDM-73 |
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測定原理 | 磁気バランス式電磁誘導法 |
測定対象 | 潤滑油中の鉄粉濃度 |
測定範囲 | 0〜19999ppm(Wt) |
最小分解能 | 1ppm |
ゼロ調整 | 自動調整 |
サンプル量 | 1.5ml |
電源 | 単3形アルカリ乾電池4本またはACアダプタ |
連続使用時間*1 | 25℃にてアルカリ電池使用の場合約30時間 |
使用温度範囲 | 0〜40℃ |
寸法 | W84×H190×D40mm |
質量 | 約480g(電池含む) |
*1 環境条件、使用条件、保存期間、電池メーカーなどにより異なる場合があります。 |
潤滑油鉄粉濃度チェッカー SDM-73のカタログ | |
潤滑油鉄粉濃度チェッカー SDM-73の取説 |
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