硬さ計 MIC10DL レンタル
硬さ計 MIC10DLは、UCI法に従って形成されたくぼみの面積を電子的に検出し、共振周波数の変化により硬さを算出しています。データロガ内蔵モデルのためデータ保存やレポート作成が行え、内部メモリやメモリカードにデータを保存することができます。硬さ計 MIC10DLのレンタル事例
- 車両・船舶・航空機等・鉄鋼・建設機械・工作機械・金型などの硬さ測定
- 溶接構造物(タンク・船体・橋梁・鉄塔など)の溶接部硬さ測定
- 金属材料(鉄・アルミ・銅など)・木製・樹脂製の硬さ測定
- 熱処理品・鋳造品・鍛造品などの硬さ測定
- 小型部品・金型・ギヤ・クランクシャフト・組立品構成部品・歯車の歯面の狭部・溝内部内外R部の焼き入れ硬さ測定
- 浸炭焼入・高周波焼き入れ硬さ測定
- カムシャフトなどの端面部の焼き入れ硬さ測定
- 設備、構造物の強度劣化測定
UCI法硬さ計 MIC10DL【GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ】の特長
・多機能、簡単操作!UCI法硬さ計 MIC10DLは、従来のビッカース低荷重硬さ計と違って、顕微鏡で圧痕の大きさを評価せず、UCI法(※Ultrasonic Contact Impedance/超音波接触インピーダンス)に従って電子的に圧痕を評価しています。この方法は、小さな圧痕を測定した時、その試験結果の高い再現性が保証されるので、視覚による評価より利点があります。
ビッカースダイヤモンドはプローブロッドの先端に取り付けられ、このロッドが約78KHzの共振周波数で振動しています。プローブ先端が試料に接触すると、その共振周波数が変化します。この変化は圧痕面積のサイズに関係し、その変化量で試料の硬度を測定します。共振周波数は非常に正確に測定できるため、このUCI法がビッカース圧痕の評価を確実に行ないます。
・軽量・簡単操作
UCI法硬さ計 MIC10DLは、軽量・コンパクトな手の平サイズ。操作は簡単で、プローブを試料にあてるだけで即座に測定値がデジタル表示されます。しかも、硬さスケールの換算および単測定値と平均値表示がワンタッチで行なえます。また、上限・下限設定ができ、所定の硬度値を逸脱したものについてチェックも簡単に行なえます。
・見やすい表示部
UCI法硬さ計 MIC10DLの表示部は4桁LCDバックライト付きで、測定値は中央部に大きく表示され、周辺部にはハードネススケールなどの情報が表示されます。
・現場での測定が可能に
UCI法硬さ計 MIC10DLは、軽量・コンパクトボディーと多彩なプローブの組み合わせによって、あらゆるアプリケーションに対応することが可能になりました。
UCI法硬さ計 MIC10DL【GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ】の仕様
メーカー | GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ | |
測定方法 | UCI法 | |
測定荷量 | 手動プローブ | 50N(5kgf):MIC205-A |
測定材料 | 金属全般 ガラス セラミクス | |
測定範囲及び
硬度値の変換 |
20〜1740HV 40.0〜105.0HRB 20.3〜68.0HRC | |
76.0〜618.0HB | ||
データロガー | 1800データ(内部)590データ(メモリーカード)/1枚 | |
ディスプレイ | 4桁LCDバックライト付 | |
寸法 | 70(W)×160(H)×45(D)mm | |
重量 | 約300g(電池含む) | |
動作温度 | 0〜40℃ |
硬さ計 MIC10DLのカタログ | |
硬さ計 MIC10DLの取説 |
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