流量計レンタル一覧 (比較表/特徴)
流量計とは、水などがある一定時間に流れる量/流体のことで、流体の体積または質量を流量計で測定します。 流量計には様々な種類があり、「液体」「気体/空気」「蒸気)」など測る流体によって機種が異なります。流量計の機種としては、電磁式、カルマン渦式、羽根車式、浮き子式、熱式、ダイヤフラム式、超音波式、コリオリ式があります。
また、メーカーとして、GEセンシング&インスペクションテクノロジーズ、東京計器、富士電機システムズ、キーエンス(FD-S)、SMCなどがあります。超音波流量計は管路外から非接触で測定でき超音波伝播時間やドップラー効果を利用します。超音波は透過/反射/屈折という特性や、液体/個体に伝搬する特性がありますので、その機能を利用し測定します。電磁流量計の原理は電磁誘導に関するファラデーの法則を利用し導電性の流体の流量を測定します。用途としては上下水道や工場、発電所、各種プラント、オフィス環境、海水、河川、温泉等で利用されています。
流量計のレンタルなら、多種多様にレンタル機材が揃う株式会社メジャーへ。全国対応および当日発送可能、最短では翌日から手軽に機材をご利用できます。機材のお問い合わせ、機材の使い方、価格、種類など何でもご相談ください。また、お客様の機器のメンテナンス点検・校正サービスも行っております。
※流量計のレンタル機材は7機種ございます。
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河川や各種水路などで流速を測る測定器です。三映式流速計はスクリューの回転数と時間から流速計算します。 |
船舶、橋梁、大型タンクなどの鋼構造物の表面に付着している塩分を測る測定器です。 |
カメラで撮影してモニターに表示する測定器です。データは記録媒体に保存されパソコン・プリンターなどで利用できます。 |
潤滑油やグリース中の鉄粉濃度を測る計測器です。 |
流量計の特徴
(詳細な情報は「機材の詳しい情報」ボタンを押下してご覧ください。)
No.1
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液体用ポータブル式超音波流量計 FLUXUS F601の特長 |
- クランプオンタイプ、高精度両方向の流量測定
- 幅広い測定レンジ、高精度、高いゼロ点安定性、高温度対応
- 2チャンネル仕様、他入出力、データロガー、シリアルインターフェース
- 本体保護等級:IP65
- リチウムイオンバッテリーにて最大約14時間連続運転
- トランスデューサ(変換器)自動認識にて5分以内の簡単設定
- 配管内径6~6500mm
- 測定温度-40~+400℃
- 頑丈なキャリングケース保護等級:IP67
- 配管厚さ測定用プローブあり(オプション)
- ハイブリッドトレックにて、伝搬時間差モードとノイズトレックモードの自動切り替え、多量の気泡や固形物混入の流体にも対応
- 過酷な条件でも、クイックフィックスにてトランスデューサ(検出器)を簡単設置
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液体用ポータブル式超音波流量計 FLUXUS F601の測定項目 | 流量計 | メーカー:フレキシム(FLEXIM) |
液体用ポータブル式超音波流量計 FLUXUS F601の測定項目 | 流量計 |
メーカー | フレキシム(FLEXIM) ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
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No.2
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ワイヤレス超音波流量計 ORCAS-T41-C11の特長 |
配管工事、電気工事が不要、超音波式の為、配管工事が不要直観タイプの使いやすいアプリios、Android対応、スマホのアプリで設定・流量確認が可能です。設置が簡単、マウンティングストラップで配管に巻き付けて固定するだけ。取り外しもワンタッチで簡単です。 |
ワイヤレス超音波流量計 ORCAS-T41-C11の測定項目 | 流量 | メーカー:クローネ |
ワイヤレス超音波流量計 ORCAS-T41-C11の測定項目 | 流量 |
メーカー | クローネ ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
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No.3
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ポータブル形超音波流量計 Portaflow-C 3型の特長 |
バッテリ駆動のハンディタイプだから、必要な時に必要な箇所で測定が可能です。冷暖房設備で液体により授受される熱量を測定する機能です。「送り側の熱媒体の温度」「返り側の熱媒体の温度」を測定して、消費熱量を演算します。 |
ポータブル形超音波流量計 Portaflow-C 3型の測定項目 | 工場ユーティリティの水流量測定 冷暖房施設のカロリー計算 腐食性流体 食品製造ラインでの洗浄水流量測定など | メーカー:富士電機 |
ポータブル形超音波流量計 Portaflow-C 3型の測定項目 | 工場ユーティリティの水流量測定 冷暖房施設のカロリー計算 腐食性流体 食品製造ラインでの洗浄水流量測定など |
メーカー | 富士電機 ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
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No.4
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超音波流量計 ポータフローXの特長 |
- 小型で軽量
- 配管の外側にセンサを取り付けるだけの簡単計測
- 小口径から大口径までこれ1台で計測OK
- 最新のエレクトロニクスとデジタル信号処理技術を採用
- 測定データは表示器やプリンターですぐに見れる
- データを内蔵のメモリに蓄えることも可能
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超音波流量計 ポータフローXの測定項目 | | メーカー:富士電機システムズ |
超音波流量計 ポータフローXの測定項目 | |
メーカー | 富士電機システムズ ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
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No.5
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超音波流量計 UFP-20の特長 |
- 一台で異なる2つの配管を同時測定することが可能
- 側温抵抗体を接続することでポータブル熱量計としても使用可能
- 測定中でもIP65の防水・防塵機能を発揮
- 超音波受信波をビジュアルで把握、測定状態を一目で判断可能
- 本体内のログデータをUSBメモリにデータ転送可能
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超音波流量計 UFP-20の測定項目 | | メーカー:東京計器 |
超音波流量計 UFP-20の測定項目 | |
メーカー | 東京計器 ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
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No.6
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超音波流量計 ポーターフローCの特長 |
- 小型、軽量のポータブルタイプの超音波式液体流量計
- SDカードで長期間の測定データ保存
- 消費熱量演算機能付き
- バッテリ駆動で連続12時間動作
- USBポート付き
- 見易い大型カラーLCD表示画面
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超音波流量計 ポーターフローCの測定項目 | - 流量
- 流体温度
- 水道管の漏水調査、流れ方向調査
- メーカー:富士電機システムズ
| メーカー:富士電機システムズ |
超音波流量計 ポーターフローCの測定項目 | - 流量
- 流体温度
- 水道管の漏水調査、流れ方向調査
- メーカー:富士電機システムズ
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メーカー | 富士電機システムズ ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
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No.7
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超音波ドップラー流量計 SX30の特長 |
- 配管の外側にトランスデューサーを取り付けるだけで測定可能
- DFD機能により耐ノイズ性が向上
- 充電式バッテリー12時間
- 気泡混入の影響を受けない測定が可能
- 9万点のデータ保持が可能
- 配管直径12から5000mmをこれ一台で測定可能
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超音波ドップラー流量計 SX30の測定項目 | | メーカー:ハイテック |
超音波ドップラー流量計 SX30の測定項目 | |
メーカー | ハイテック ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
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流量計の測定に関するアドバイス
いろいろな業界で使われる流量計
ガスや液体を流体と呼んでいます。単位時間毎に流れる流体の体積や質量が流量になります。体積を基準とする流量が体積流量で、質量を基準とするのが質量流量となります。さらに、流量には、一定の時間内の流量を表す瞬間流量と全ての流量を表示させる積算流量があります。特に半導体業界や化学業界などでは、少量の流量の違いによって測定器の品質や動作の精度に大きな支障が出るので、よりハイスペックな測定が要求されています。年を経るごとにより高精度の機能が依頼され、通常の測定方法ではしっかり対応できないこともよく見られます。こうした状況に対応するために、新しい流量計や流量センサなどが、続々とでてきました。従来の測定方法では十分な成果が発揮できない場合は、最新の流量計を用いて測定する必要があります。また、単に流量を計測するだけではなく、警報や解析用データを出力する機能を持った機種もあるので、使い方次第でに大きな付加価値を付けることも可能です。使用する部品の点数を減らし、コストを削減する効果も期待できるので、積極的に新しい機種の活用を検討することが重要です。
流量計はいろいろな種類があります。
流体を測定する流量計には、超音波式、電磁式、浮き子式など、さまざまな種類が上げられます。測定する種類や状況次第では正確な扱い方をしていても高い精度で測定できない場合もあります。よって流量計の種類や計測方法などを身に付けておかなくてはなりません。よく使われるは「超音波式」で管内を流れる流体に対して超音波を送受信した情報から、伝搬時間の差を計算して流量を測定する方式になります。配管の外側から測定できるタイプもあるため、流れを妨げることもなく測定が可能ですが、流体内に気泡や固形物が多いと正確に測定できない可能性もあります。電磁式は、流量が大きくなると、電磁コイルの起電力も大きくなることを活用しています。超音波式と同じように圧力損失がなく、測定できる種類が多いのがメリットです。浮き子式は、テーパ管内にあるフロートの位置で、流量を測定するタイプの流量計です。測定精度があまり高くないものの、わりと価格が安価なことから、他の種類の流量計と並行して確認用として使われることもあります。その他に、カルマン渦式、羽根車式、熱式などの方式も使われています。それぞれの方式には利点と欠点があるので、測定方法を十分に理解し、測定する対象や状況など、使い方についてもよく調べてからどの方式を採用するのか決定することが大切です。もし不明な点がございましたら弊社営業担当にお尋ねください。
以下に、各流量計の特徴を簡単に説明します。
・差圧式流量計:流体の流速に応じて、流路の両端の圧力差が変化する原理を利用しています。
・渦流式流量計:流体が流路を通過する際に、渦を発生させます。渦の大きさは流速に比例するので、渦の大きさを測定して流量を計算します。
・超音波流量計:流路に超音波を送り、流体の流れによって超音波の伝播速度が変化する原理を利用しています。
・電磁流量計:流体の電気抵抗を利用して流量を測定します。
・磁気浮上式流量計:流体の磁気抵抗を利用して流量を測定します。
流量計は流体の流量を測定する装置で様々な種類がありますが、それぞれに特徴があります。流量計の選定は、流体の種類、流量、圧力、温度などの条件を考慮して行います。
使用する際に気を付けなくてはいけないこと
測定対象になる流体の種類や状態を詳しく把握した上で、どのような目的で測定するかをはっきりさせて流量計を選びます。適正な流量計を選ばないと、正しい使い方をしていても効果的な測定データが取得できない可能性があります。よって慎重に種類や製品を選らぶ必要があります。同じ種類の流量計でも機能に違いや、取り付け方法などに制限がある流速計もあります。具体的に製品を絞り込む段階になったら、取扱説明書など詳しく読んで具体的な使い方を理解しておく必要があります。使い方などが不明な場合は弊社営業担当に使い方や過去の事例などを聞いてみたりしておくと安心して使えるでしょう。
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