デュアルタイプ膜厚計 LZ-200C レンタル
デュアルタイプ膜厚計 LZ-200Cは、電磁誘導/高周波渦電流式の両機能を備え、磁性体及び非磁性金属上のさまざまな被膜厚測定に素早く対応します。プリンタを内蔵したポータブルタイプの膜厚計です。
デュアルタイプ膜厚計 LZ-200Cのレンタル事例
- 樹脂の上にコーティングされた塗装膜の測定
- 自動車メーカー・カーディラーで、車のメッキ・塗装厚の測定
- 自動車修理業等で事故車の判定、修理パテ厚のチェック、再塗装有無を判定
- 機器・船舶・橋梁・鉄鋼構造物・建造物・車両などの塗装膜の測定
- ステンレス製の内外装建材、機械、屋外タンクの内張などの塗装膜の測定
- アルミ製品・アルミ缶材料・アルミサッシなどのアルマイト測定等
- 樹脂、タールエポキシ、ゴム、ホーロー、シートなどの、ライニング厚の測定
- 亜鉛、銅、クローム、スズなどのメッキ厚の測定 ※電解ニッケルメッキを除く
- 耐指紋鋼板や潤滑性鋼板の有機被膜厚みの測定
- カラー鋼板のプライマーと裏面コートの樹脂塗布量の測定
- コンクリート下地の防水ライニング厚の計測
<デュアルタイプ膜厚計 LZ-200C【ケット科学研究所】の特長>
○電磁式と高周波式の両機能を備え、しかもプリンタを内蔵したポータブルタイプの膜厚計です。
○磁性体及び非磁性金属上のさまざまな被膜厚測定に素早く対応します。
○ボタン1つで平均値・標準偏差・最大値・最小値が求めれる統計計算機能、キャリブレーション・メモリ機能、リミット設定機能などを装備しています。
<デュアルタイプ膜厚計 LZ-200C【ケット科学研究所】の仕様>
仕様 | LZ-200C |
測定方式 | 電磁誘導/高周波渦電流式兼用 |
測定対象 | 磁性体上の非磁性被膜および非磁性金属上の絶縁被膜 |
測定範囲 | 電磁式:0から1500μmまたは60.00mils 高周波式:0から800μmまたは32.00mils |
測定精度 | 電磁式:15μm未満:±0.3μm、15μm以上:±2% 50μm未満:±1μm、50μm以上:±3% |
分解能 | 100μm未満:0.1μm、100μm以上:1.0μm |
統計機能 | 測定回数・平均値・標準偏差・最大値・最小値・ブロック番号 |
プローブ | 一点接触低圧式(LEP-20C、LHP-20C) |
表示方法 | デジタル(LCD、表示最小桁0.1μm) |
外部出力 | RS-232Cインターフェース(転送速度2400bps) |
電源 | AC100V(50/60Hz)または電池1.5V(単3アルカリ)本体部×6、プリンタ部×4 |
寸法・質量 | 120(W)×250(D)×55(H)mm,1.0kg |
付属品 | 標準板、鉄素地、電池1.5V(単3アルカリ)、プローブアダプタ、ACアダプタ、キャリングケース |
<デュアルタイプ膜厚計 LZ-200C【ケット科学研究所】の簡易取扱説明書>
【デュアルタイプ膜厚計 LZ-200Cの使用方法】
1、測定準備
(1)測定対象の素地が鉄や鋼など磁性金属の場合は、付属の黒いプローブと鉄素地を用意してください。
(2)素地が銅やアルミニウムなど非磁性金属の場合は、付属の灰色のプローブとアルミ素地を用意してください。
(3)鉄素地と黒いプローブでご説明致します。付属の標準板から測定する膜厚の厚みに近いものを3枚選んでください。
(4)例として40μm、100μm、400μmそれぞれ近い数値の標準板を使用します。
(5)本体とプローブを接続します。
(6)接続箇所は差し込み側と受け側の溝を合わせ、受け側のピンを破損しないよう慎重に接続してください。
(7)本体右側面の電源スイッチをONにします。
(8)表示画面の一番左でカーソルが点滅し、「*」または「#」が表示されますので、プリンタをON・OFFを押して「#」を表示してください。
(9)記録紙を装着します。プリンタ用紙収納蓋を取り外します。
(10)記録紙の向きに注意しながら、先端を紙挿入口へ差し込みます。
(11)PAPER FEEDキーを押して紙送りを行います。
(12)記録紙を手で少し押し込みながら、PAPER FEEDキーを押すとセットしやすくなります。
(13)排出口から記録紙が出てくるまで押し続けてください。
(14)プリンタ用紙収納蓋を取り付けます。
(15)測定すると都度、自動で印字されます。
2、校正方法
(1)本体右側面の電源スイッチをONにしてください。
(2)設定を登録する任意のアプリケーションナンバーを選択してください。
(3)表示画面の一番左でカーソルが点滅しますので、プリンタON・OFFキーを押してONの「#」にしてください。
(4)FUNキー 0キーと順番に押すとナンバーを選択する画面となりますので1から4で任意の数値を入力してください。
(5)ENTと書かれたデータトランスキーを押すと選択完了です。
(6)プリンターが動作し、アプリケーションナンバーが印字されます。
(7)CALキーを押してください。
(8)プローブを空中に向けてENTキーを押すと「ZERO」と表示されます。
(9)ZEROの表示を確認したら素地を5回測定しENTキーを押します。
(10)「STD1」と表示されます。
(11)先に3枚選んだ標準板の内1番薄い標準板を素地に乗せ5回測定してください。
(12)プローブを空中に向けENTキーを押すと「d=?」と表示されますので、測定した標準板に記載されている数値を入力してプローブを空中に向けたままENTキーを押してください。
(13)「STD2」と表示されます。
(14)先に3枚選んだ標準板の内2番薄い標準板を素地に乗せ5回測定してください。
(15)プローブを空中に向けENTキーを押すと「d=?」と表示されますので、測定した標準板に記載されている数値を入力してプローブを空中に向けたままENTキーを押してください。
(16)「STD3」と表示されます。
(17)先に3枚選んだ標準板の内1番厚い標準板を素地に乗せ5回測定してください。
(18)プローブを空中に向けENTキーを押すと「d=?」と表示されますので、測定した標準板に記載されている数値を入力してプローブを空中に向けたままENTキーを押してください。
(19)数値が消えて測定画面になります。
(20)校正が完了し、測定できる状態になりました。
(21)測定を終了する際は、本体右側面の電源スイッチをOFFにしてください。
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