デュアルタイプ膜厚計 LZ-330J レンタル
デュアルタイプ膜厚計 LZ330Jは、磁性金属上および非磁性金属上の被膜厚の両方が測定できるデュアルタイプの膜厚計です。コンパクトなボディに、統計計算、キャリブレーション・メモリ、プリンタ対応機能などの多彩な機能を装備しています。
機材名称 | デュアルタイプ膜厚計 |
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型番 | LZ330J |
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メーカー | ケット科学研究所 |
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デュアルタイプ膜厚計 LZ-330Jのレンタル事例
- 樹脂の上にコーティングされた塗装膜の測定
- 自動車メーカー・カーディラーで、車のメッキ・塗装厚の測定
- 自動車修理業等で事故車の判定、修理パテ厚のチェック、再塗装有無を判定
- 機器・船舶・橋梁・鉄鋼構造物・建造物・車両などの塗装膜の測定
- ステンレス製の内外装建材、機械、屋外タンクの内張などの塗装膜の測定
- アルミ製品・アルミ缶材料・アルミサッシなどのアルマイト測定等
- 樹脂、タールエポキシ、ゴム、ホーロー、シートなどの、ライニング厚の測定
- 亜鉛、銅、クローム、スズなどのメッキ厚の測定 ※電解ニッケルメッキを除く
- 耐指紋鋼板や潤滑性鋼板の有機被膜厚みの測定
- カラー鋼板のプライマーと裏面コートの樹脂塗布量の測定
- コンクリート下地の防水ライニング厚の計測
<デュアルタイプ膜厚計 LZ-330J【ケット科学研究所】の概要>
・デュアルタイプ膜厚計 LZ330Jは磁性金属上に施された被膜厚もしくは、非磁性金属上の絶縁被膜厚を測定うることができるデュアルタイプ膜厚計です
・小型軽量のボディにリミット設定機能、統計処理、プリンタ対応などの多機能をハイブリット化、しかもキャリブレーション・メモリの採用で、測定ごとの調整からも解放されます
<デュアルタイプ膜厚計 LZ-330J【ケット科学研究所】の仕様>
メーカー |
ケット科学研究所 |
測定方式 |
電磁誘導式/渦電流式兼用 |
測定対象 |
磁性金属上の非磁性被膜および非磁性金属上の絶縁被膜 |
測定範囲 |
電磁誘導式:0〜1500μmまたは60.00mils
渦電流式:0〜800μmまたは32.00mils |
測定精度 |
50μm未満:±1μm、50μm以上:±2% |
分解能 |
100μm未満:0.1μm、100μm以上:1.0μm |
適合規格 |
JIS 5600準拠 |
データメモリ数 |
3142点 |
統計機能 |
測定回数・平均値・標準偏差・最大値・最小値 |
プローブ |
一点接触定圧式(LEP-J、LHP-J) |
表示方法 |
デジタル(LCD、表示最小桁0.1μm) |
外部出力 |
RS-232Cインターフェース(転送速度2400bps) |
電 源 |
電池1.5V(単3アルカリ)×4 |
寸法・質量 |
75(W)×145(D)×31(H)mm、0.5kg |
デュアルタイプ膜厚計 LZ-330J【ケット科学研究所】の簡易取扱説明書
【デュアルタイプ膜厚計 LZ-330Jの使用方法】
1、測定準備
(1)測定対象の素地が鉄や鋼など磁性金属の場合は、付属の黒いプローブと鉄素地を用意してください。
(2)素地が銅やアルミニウムなど非磁性金属の場合は、付属の灰色のプローブとアルミ素地を用意してください。
(3)鉄素地と黒いプローブを例とします。付属の標準板から測定する膜厚の厚みに近いものを3枚選んでください。
(4)膜厚が不明な場合は40μm、100μm、400μmそれぞれ近い数値の標準板を使用します。
(5)本体とプローブを接続します。
(6)接続箇所は差し込み側と受け側の溝を合わせ、受け側のピンを破損しないよう慎重に接続してください。
2、校正方法
(1)検量線メモリ番地を指定します。
(2)この設定を行うことで、以降、同一測定対象での測定を行う場合は登録したメモリ番地で測定する事で調整なしで測定できます。
(電磁式はA1からA4、渦電流A5からA8で番地指定できます)
(3)電源を入れます。ONキーを押してください。
(4)FUNCキーを押すとFと表示されます。
(5)次にAPLキーを押します。
(6)「AO」と番地指定の画面が表示されますので、電磁式の黒プローブを接続している場合は1(A1)から4(A4)で任意のキーを押してください。
(7)渦電流式の灰色プローブを接続している場合は、5(A5)から8(A8)で任意のキーを押してください。
(8)ENTキーを押すと確定し測定画面に戻ります。
(9)素材補正を行います。FUNCキーを押してください。
(10)Fと表示されますので続けてSUBCALキーを押してください。
(11)0が表示されます。
(12)素地にプローブの先端を直角に押し当てた状態でENTキーを10回押してください。
(13)電子音が鳴り、画面に1Fと表示されます。
(14)プローブを空中に向け、再度ENTキーを押すと断続的に電子音が鳴り一度測定画面に戻ります。
(15)ゼロ板及び標準板調整を行います。
(16)FUNCキーを押すとFと表示されますので、続けてFOILCALキーを押してください。
(17)画面の上部に「S.NO 0」と表示されます。
(18)プローブを直角に5回当ててください。
(19)プローブを空中に向けてENTキーを押すと「- - -」と表示されますので、0を3回押して000と入力しプローブを空中に向けたままENTキーを押します。
(20)数値が消えて画面上部に「S.NO 1」と表示されます。
(21)先に3枚選んだ標準板の内1番薄い標準板を素地に乗せ5回測定してください。
(22)プローブを空中に向けENTキーを押すと「- - -」と表示されますので、測定した標準板に記載されている数値を入力してプローブを空中に向けたままENTキーを押してください。
(23)数値が消えて画面上部に「S.NO 2」と表示されます。
(24)2番目に薄い標準板を素地に乗せ、5回測定してください。
(25)プローブを空中に向けENTキーを押すと「- - -」と表示されますので、測定した標準板に記載されている数値を入力してプローブを空中に向けたままENTキーを押してください。
(26)数値が消えて画面上部に「S.NO 3」と表示されます。
(27)1番厚い標準板を素地に乗せ、5回測定してください。
(28)プローブを空中に向けENTキーを押すと「- - -」と表示されますので、測定した標準板に記載されている数値を入力してプローブを空中に向けたままENTキーを押してください。
(29)数値が消えて測定画面に戻ります。これで校正が完了し、測定できる状態になりました。
3、データ消去方法
(1)本機は自動でデータをメモリします。必要のないデータや新たな作業を行う際のデータ消去方法です。
(2)No.を指定して消去する場合、順番にFUNCキー、 DELキーを押してください。
(3)「dE」と表示されたら消去したいNo.を入力し、ENTキーを押してください。
(4)全てのデータを一度に消去する場合は、順番にFUNCキー、 ACキーを押し、「AC」と表示されたらENTキーを押してください。
(5)使用を終了する際はOFFキーを押して電源を切ります。
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