自動追尾トータルステーションレンタル一覧 (比較表/特徴)
自動追尾トータルステーションとは、自動で追尾して同時に距離と角度を測る機器です。トンネル、地すべり、ダム、橋梁の変位計測、大型作業機械の制御などを自動視準機能により高精度測定に使用いただいています。
自動追尾トータルステーションのレンタルなら、多種多様にレンタル機材が揃う株式会社メジャーへ。全国対応および当日発送可能、最短では翌日から手軽に機材をご利用できます。機材のお問い合わせ、機材の使い方、価格、メーカーなど何でもご相談ください。また、お客様の機器のメンテナンス点検・校正サービスも行っております。
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自動追尾トータルステーションの特徴
(詳細な情報は「機材の詳しい情報」ボタンを押下してご覧ください。)
杭ナビ LN-150 (トプコン )
No.1
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杭ナビ LN-100W (トプコン )
No.2
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杭ナビ LN-100 (トプコン )
No.3
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トータルステーション SX-105T(F) (ソキア )
No.4
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自動追尾トータルステーションの測定に関するアドバイス
自動追尾トータルステーションとは?
自動追尾トータルステーション(Automated Total Station)は、プリズムを自動で追尾して測距・測角を行うことができ、測量および地理情報システム(GIS)の分野で使用される高度な測量機器です。従来のトータルステーションでは、プリズムを視準するために測量士が手動でプリズムを追尾する必要がありましたが、自動追尾トータルステーションでは、この作業が自動化されるため、測量作業の効率化と精度向上につながります。
■構造
自動追尾トータルステーションは、以下の3つの主要部品から構成されています。
・測距・測角ユニット:距離と角度を測定するユニットです。測距・測角ユニットは、光波測距儀とセオドライトを組み合わせたユニットです。光波測距儀は、光の往復時間から距離を測定する装置です。セオドライトは、角度を測定する装置です。
・自動追尾ユニット:プリズムを自動で追尾するユニットです。自動追尾ユニットは、プリズムの位置を検出するセンサーと、プリズムを自動で追尾するための制御装置で構成されています。センサーは、プリズムの反射光を検出します。
・制御ユニット:測距・測角ユニットと自動追尾ユニットを制御するユニットです。制御装置は、センサーから得られた情報をもとに、プリズムを自動で追尾します。
■測定原理
自動追尾トータルステーションの測定原理は、従来のトータルステーションと同様です。測距・測角ユニットを使用して、プリズムの位置と角度を測定します。
■測定方法
自動追尾トータルステーションは、以下の2つの測定方法で使用できます。
・リモートコントロール測量:測量士がトータルステーションを操作し、プリズムを自動で追尾させながら測定します。
・自動測量:トータルステーションがプリズムを自動で追尾しながら、測定結果を自動で記録します。
■メリット
自動追尾トータルステーションのメリットは、以下のとおりです。
・測量作業の効率化:プリズムの自動追尾により、測量士の操作が簡略化され、測量作業の効率化につながります。
・測量精度の向上:プリズムの自動追尾により、測量士による手動のピント合わせや視準誤差がなくなり、測量精度の向上が期待できます。
・測量の幅広い用途への適用:自動追尾機能により、従来のトータルステーションでは困難であった、高所や遠方の測定が可能になり、測量の幅広い用途への適用が期待できます。
■デメリット
自動追尾トータルステーションのデメリットは、以下のとおりです。
・価格:従来のトータルステーションに比べて、価格が高くなります。
・故障率:自動追尾ユニットの故障率が、従来のトータルステーションに比べて高くなる可能性があります。
■用途
自動追尾トータルステーションは、以下の用途に使用されています。
・地形測量:道路や橋などの構造物の設計や施工に必要な地形データの取得。
・出来形管理:工事の進捗状況を把握するために、工事中の構造物の位置や高さを測定する。
・変位計測:地震や津波などの影響による構造物の変位を測定する。
・三次元測量:地形や構造物の立体的な形状を測定する。
・土木工事:道路や橋などの構造物の設計や施工に必要なデータの取得。
・建築工事:建物の設計や施工に必要なデータの取得。
自動追尾トータルステーションは、測量業務の幅広い分野で使用されている重要な機器です。
自動追尾トータルステーションの主な用途
■測量: 自動追尾トータルステーションは、土地測量、建築測量、道路建設、トンネル掘削、鉄道建設など、さまざまな測量プロジェクトで使用されます。これにより、地形、地勢、建物、構造物、道路などの詳細な測定が行われ、プロジェクトの計画と設計がサポートされます。
■地図作成: 自動追尾トータルステーションは、地図作成およびGISプロジェクトにおいて、地理空間データの収集と地図の生成に使用されます。これにより、土地利用、地形、水路、森林、都市計画などの情報が収集され、地図に表現されます。
■建設業: 建設プロジェクトでは、自動追尾トータルステーションが建築物やインフラストラクチャの設計、位置、高さ、水平位置などの詳細な情報を提供し、建設プロセスを支援します。
■鉱業: 鉱業産業において、鉱石の探査、鉱山の設計、採掘活動の監視など、自動追尾トータルステーションは地下および地上の測量に使用されます。
■災害管理: 災害発生時、地すべり、洪水、地震などの災害の被害評価と復旧計画において、この技術が活用されます。被害地域の詳細な地形情報を提供し、効果的な救助と復旧をサポートします。
■環境モニタリング: 環境科学と保全の分野で、土地利用、生態系、海岸線変動、環境変動などのモニタリングプロジェクトにおいて、地形と地理情報のデータ収集に使用されます。
■農業: 農業分野では、畑の設計、灌漑計画、土壌サンプリングなどで使用され、作物管理および土地管理に役立ちます。
自動追尾トータルステーションは高度な技術を組み合わせており、正確な地理情報データを収集し、地理空間情報システム(GIS)への統合に貢献します。そのため、土地利用計画、プロジェクト設計、環境モニタリング、建設、災害管理、鉱業、農業など、多くの分野で重要なツールとして使用されています。