トータルステーションレンタル一覧 (比較表/特徴)
トータルステーションは距離を測る光波測距儀と、角度を測るセオドライトとを組み合わせたものであり、距離と角度を同時に計測できる測量機です。計測で取得した角度と距離から位置がわかります。種類として国土地理院認定2級Aトータルステーションや自動追尾トータルステーションがあります。用途としては建設工事等に係る測量やトンネル、ダム、橋梁、地滑り等地盤の管理、高速道路や鉄道の建設の変位測定や横断測定などあらゆる測量の現場で最もよく利用されています。
トータルステーションのレンタルなら、多種多様にレンタル機材が揃う株式会社メジャーへ。全国対応および当日発送可能、最短では翌日から手軽に機材をご利用できます。機材のお問い合わせ、機材の使い方、価格、メーカーなど何でもご相談ください。また、お客様の機器のメンテナンス点検・校正サービスも行っております。
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トータルステーションの特徴
(詳細な情報は「機材の詳しい情報」ボタンを押下してご覧ください。)
トータルステーション iM-107F (トプコン )
No.1
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トータルステーション NST-305Cr (ニコン )
No.2
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トータルステーション SET5FS (ソキア (ソキアトプコン) )
No.3
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トータルステーションの測定に関するアドバイス
トータルステーションの機能
トータルステーション(Total Station)は、測量や地理情報システム(GIS)などの分野で広く使用される高度な測量機器です。トータルステーションは、測地学的データの収集、地図作成、建設プロジェクトの設計および監視などに幅広く利用され、多くの機能を備えています。以下は、トータルステーションの主要な機能です。・距離測定:
トータルステーションは、非常に正確な距離測定が可能です。レーザーまたは赤外線技術を使用して、測地学的なポイント間の距離を高速で測定します。これにより、地図作成、地形モデリング、建設プロジェクトの設計などに必要な精密な距離データを収集できます。
・方位測定:
トータルステーションは、方位(方向)を測定する能力も備えています。これにより、測地学的な方向や角度を正確に計測できます。建設プロジェクトの設計や土地の境界の測量に役立ちます。
・高度測定:
トータルステーションは、高度や標高の測定が可能です。この情報は地形モデリングや建設プロジェクトにおいて重要です。
・データ収集と記録:
トータルステーションは、測定データを収集し、内部メモリや外部データ収集装置に記録します。これにより、後でデータの分析や処理が行えます。
・自動トラッキングと自動合成:
一部のトータルステーションモデルは、自動的に測定ポイントをトラッキングし、観測データを合成する機能を持っています。これにより、効率的な測量が可能です。
・データ通信と集積:
トータルステーションは、コンピュータや外部データベースとデータを通信し、集積する能力を持っています。これにより、データの管理と共有が容易になります。
・ソフトウェアの使用:
トータルステーションは、専用のソフトウェアを使用して、測定データを処理し、地図、図面、レポートを生成することができます。
トータルステーションは、土木工程、建設、不動産開発、地理情報システム、災害管理など、さまざまな分野で利用され、測量技師や地理情報システムの専門家にとって貴重なツールです。
レンタルのまでの流れ
トータルステーションに関するお問合せ
トータルステーションとは
工事現場などで物体の位置を正確に測定する場合、精度の高い測定器が不可欠です。このような工事現場で採用されているのがトータルステーションする。トータルステーションは「角度」と「距離」を同時に測定することができます。角度と距離の情報が分かれば正確な作業を行うことができ、品質も上がります。また、作業現場では図面が必要になる場合もありますが、図面の作成や必要となる面積を求める際にも役立ちます。トータルステーションが出てくる前は、まず角度を測るためには、セオドライトという機器を利用し、距離を測るためには、光波距離計という測定器を利用しています。これらを一つずつ用いて計測を行うと効率が落ち、また正確な情報が分かるまでに時間がかかってしまいました。近年プリズムという光学部品がレンズ部分に備え付けられたトータルステーションなどが登場し、セオドライトと光波距離計の機能が一つになりました。一度に「角度」と「距離」がスピーディーに測定できるようになり、作業の質が向上しました。
トータルステーションの種類と用途
一般的なトータルステーションは、操作が簡単で、ボタンを押すだけで計測が行えるため、少し訓練を行えば簡単に扱えます。ただし2点間の距離を計測するため二人で作業を行うことが基本になります。トータルステーションを設置する場所とターゲット(プリズム)を置く2点になります。新しく登場したトータルすてしょんはは座標測量や杭位置出しなどを、メモリー機能で処理することが可能となっています。用途は広範囲で、一般的な工事現場のはもとよりカネ振りや杭打ちなどの作業に使用されるケースがあります。トータルステーションの上位機種に「プリズム」が不要なノンプリズムのトータルステーションがあります。反射プリズムなどのターゲットが不要で計測したい物体にレーザーを照射し、反射してきたレーザーの情報から距離が測定します。人の近づくことができない危険な現場で利用されており、よく使われる用途として岩壁や法面、構造物の変位計測などが見受けられます。
基準点測量から工事測量まで広範囲に利用するために電子野帳という測定器があります。トータルステーションと電子野帳を接続することによりST計算や交点計測、面積計算などができます。データをUSBメモリに保存し、専用のソフトへ転送することも可能です。その他には自動追尾のトータルステーションがあります。自動追尾のトータルステーションは自動的に測点方向へ旋回し作業効率を良くするという機能が搭載されています。ターゲット側には作業員は不要なため、今まで二人で行っていた作業でも一人でこなせるようになるため、ワンマン測量ともいわれます。
トータルステーションの使い方をマスターしよう
工事現場の費用対効果を考えればトータルステーションは無くてはならない測定器です。利用するためには使い方を十分理解しておく必要があります。 まずトータルステーションを設置する場所を決めて、トータルステーションに三脚を設置して水平を取る準備をします。水平にしておかないと角度と距離が正確に測定できなくなります。次に棒状気泡管と整準ネジを平行にして、整準ネジの調整を行います。左右の整準ネジを上手く調整し、気泡が棒状気泡管の中央に位置するようにしましょう。気泡の位置に納得できたら、本体を90度回転させます。最初に回した方ではないもう一つの整準ネジを使い、棒状気泡管が中央になるように動かします。ここまで上手く調整できたら、望遠鏡の視準調整を行います。望遠鏡をのぞきながら視度環を回し、十字線がはっきり分かるまで調整を続けます。
そして計測したい物体に視準を合わせ、視準望遠鏡という望遠鏡で黒地に三角形が抜いてあるマークをチェックします。三角形上の頂点を物体に合わせるように調整を行い、概算視準が完了したらロックで固定します。ロックをしたら観測対象をさらに正確に視準するために、水平微動と望遠鏡微動それぞれのつまみを調整します。 後は正確にボタンを押すだけで、計測が行われます。複雑な計算が自動的に処理されるため、使い方をマスターしていればメモ帳やボールペンなどを用意してその場で難しい計算をする必要はありません。