動物の体重測定にも使える!電子天秤特集!
人間だけでなく、動物も健康状態を正確に知るために、体重を測定する必要があります。
動物園の職員・動物病院の獣医が、動物の体重を測る際は電子天秤を使うことがあります。
私たちは、健康診断で体重を測る機会があると思います。動物園やペットとして飼われている動物も同時に、体重を測る必要があります。
なぜ測るのかといいますと、動物の健康を維持するためです。
動物の健康状態を一目見て把握するために、体重の測定は必要不可欠です。
哺乳期の動物は、通常ですと急激に体重が増加します。
そのような時に体重が減るというのは、病気である可能性があります。
また、大きくなった動物も、えさの食べ過ぎ等による肥満で、
糖尿病や心臓の疾患など、体に異常をきたすことがあります。
さて、そんな動物の体重を測るためには、
普通の体重計では難しいこともあります。
動物は、すばしっこくじっとできないことが多いので、測定する際には工夫を要します。
動物が測定中にうろうろしてしまい、重さの表示にゆれが出てしまい、
正確な値を算出しづらいということもあります。
さて、そういった測りづらい動物を測るためには、
動物を測るための専用機能が付き!電子天秤がおすすめです。
今回は、「動物はかりモード」がある、
ALEシリーズの機材、
電子天秤 ALEシリーズをを紹介いたします。
こちらの電子天秤は様々な機能がありますが、
その機能の一つとしてついているのが「動物はかりモード」です。
この電子天秤のポイントとしまして、
動物が計量中に動いたとしても、重量変動が範囲内に収まると、
計量値がホールド(固定)されて、表示されるという点にあります。
すなわち、動物が電子天秤の中で動き回っても、
重さの変動がなくなる仕組みになっております。
ちなみに、動物にも、活発に動き回るタイプと、
おとなしく、そこまで動かないようなタイプがいますが、
そのような「動物の活発さ」に応じた設定も行うことが出来ます。
基本的な使い方としましては、
(1)動物はかりモードを選択します。
(2)いったん「はかり」モードに戻ります。
(3)動物の活発度を選択します。
動物の活発度は
・「FAST」…動きが速い
・「MID」…ふつう
・「SLOW」…おとなしい
…の3段階があります。選択した動物の活発度によって、単位上のセグメントが変わります。
(4)計量皿の上へ動物を載せます。選択した動物の活発度に応じて、計量を行います。
(5)計量が終了すると、画面に「HL」と表示され、計量値をホールド(表示値を固定)します。
このように、動物を測るための機能が付いた電子天秤を使うと、非常に便利です。
■分析用電子天秤ALE623
・秤量 620g
・最小表示 0.001g
■高精度電子天びん ALE6202
・秤量 6200 g
・最小表示 0.01 g
■電子天秤 ALE15001R
・秤量 15kg
・最小表示 0.1g