新型コロナウイルス対策! 室内環境管理 特集
新型コロナウイルスの対策の中で避けるべき環境として「三密」という言葉がよく耳にされています。
新型コロナウイルスは「どこで集団感染が発生しているのか」の共通点を探した際、この「三つの密」である場所が共通となっていることが判明し、厚生労働省は以下の「三つの密」を避けるように呼び掛けています。
(1)密閉空間
換気の悪い密閉空間である
(2)密集場所
多くの人が密集している
(3)密接場面
互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる
さて、「密閉空間」とは具体的にどのような場所かと言いますと、
窓がない場所や換気が不可能な場所のことです。
例えば、施設であれば、
・カラオケボックス
・映画館
・図書館
・塾
・ライブハウス
などが挙げられます。
その他、室内でデスクワークを行う職場も
「密閉空間」にあたるとされています。
「密閉空間」の定義として重要なポイントは「換気の程度」です。
「密閉」を防ぐには、風の流れを作ることが必要です。
目安としまして、空間の窓やドアを最低でも1時間に2回、数分間開けるようにしましょう。
電車・バスや公共交通機関でも窓を開けて、換気をすることが大切です。
密閉空間の緩和には、「換気」が重要ですが、
換気は、誰でも簡単にできる対策である一方、
空気状況や効果が見えづらいという問題があります。
その問題を解消する方法として、状況に適した測定器を使うことにより、
効果が見えるようになり、室内環境の適切な管理が可能となります。
空気の状態や風速、室内環境の管理や改善に役立つ計測器をご紹介いたします。
リスクの低減や、環境の改善に少しでもお役立ていただければ幸いです。
■クリモマスター微風速計 型式:6543
室内空調が正しく作動し、部屋の中を空気がきちんと流れているか、
測定・数値化ができます。
風速:0.05から5.00m/sまでが測定可能です。
片手で持てるハンディタイプです。すぐに計測することが可能です。
■室内環境測定器 IAQモニター 型式:2211
一酸化炭素・二酸化炭素・温度・湿度を測ることができ、
きちんと換気されているか確認が可能です。
ハンディタイプで軽量です。事務所内でも持ち運びが容易です。
さらには、露点、湿球温度、絶対温度、換気率の演算・評価が可能です。
■ポータブルニオイセンサ 型式:POLFA
換気がきちんとなされており、悪臭がしないかを客観的な数値で調べることができます。
臭気対策の専門家が作ったプロユースのニオイセンサーです。
抜群の操作性とグラフ表示機能、優れた応答性能など便利機能満載です。
■温湿度ロガー(2CH) 型式:testo175H1
空調管理に最適です。
室内の気になる温度・湿度の変化を測定して記録できます。
手のひらサイズのコンパクトな温湿度測定ロガーです。
長時間のデータ記録もでき、測定後のデータのパソコン転送も可能です。