超音波厚さ計DM4の簡易取扱説明書 レンタル
<<超音波厚さ計 DM4>>
○レンタルをされる前の参考資料として、またレンタル時の運用資料としてご利用ください。【超音波厚さ計 DM4 の操作説明動画】
<1.操作開始>
電源を入れる前に、探触子を検査物・テストピースから離し、探触子表面をきれいにしてから機器に接続してください。 試験体に接触媒質を薄く塗布します。 注意: プローブと試験体の間には接触媒質が必要です。 試験体に接触媒質を塗布して、プローブを接触させて下さい。<1.1点校正>
- [MODE]キーを押して【THK】を選択します。
- [CAL/ON]キーを押し、電源を入れます。
- 付属探触子「DA401(一般用)」の場合 "PO"が表示し自動ゼロ点調整が終了し、測定可能となります。( i が表示します。)
- [CAL/ON]キーを押します。
- CALが点滅している状態で探触子を対比試験片に接触させます。図2-3のようにカップリングマークが点灯し、測定値が安定することを確認します。
- この時点では、表示された値が既知の試験片の厚さと一致しない場合があります。探触子を離して探触子の表面についている余分な接触媒質を拭き取ります。
- ▲▼キーを押して、表示値を対比試験片の厚さにあわせます。
- 5.10mmの対比試験片を使用した場合の表示例を示します。
- 再度[CAL/ON]キーを押すと、校正が終了します。
<2.通常の厚さ測定−THK−>
■校正完了後 ■電源ON- 試験体の表面から汚れやスケール等を取り除き、接触媒質を薄く塗布します。
- 表面に探触子を静かに置き、カップリングマークが(取説P26 図2-11)のように表示されるようしっかりと接触させます。測定値が安定するように、一定の力で探触子を押え付けます
- 探触子を接触させている間は、厚さ測定値がデジタルで表示されます。また、探触子を離しても最後の測定値が表示部に残ります。
<3.デュアルマルチ(Dual Multi)測定>
従来の測定方法では、母材とコーティングの厚さを一緒に測定し、大きなエラーを引き起こしていましたが、この「デュアルマルチ(Dual Multi)測定モード」を使えば、コーティングの上から、母材のみの厚さを測定出来ます。 測定可能コーティング:ペイント類、プラスチックコーティング類、FRPコーティング類 測定可能範囲(母材の厚さ):3〜20mm(鋼中)(標準探触子DA-401の場合) 測定可能コーティングの厚さ:最大 2mm(一般的なペイントの場合) 注意: デュアルマルチ測定モードが出来ない場合は、コーティングを剥がして測定を行って下さい。お客様の声
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