ケーブル探索機 PTR600の簡易取扱説明書 レンタル
<<ケーブル探索機 PTR600>>
○レンタルをされる前の参考資料として、またレンタル時の運用資料としてご利用ください。<1.送信器のセット>
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①アダプターの取付
●送信コードにプラグアダプターコードを接続。
●無極性(方向性無し)
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②アースに接続
●グリップの一方を必ずアース側から接続。
●活線先行接続はクリップに受電して危険。
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③目的線に接続
●ワニ口クリップをローカルの活線側に接続(耐圧600VAC)。
●無電圧線にも対応。
(通常は目的線のローカル側に送信器ほ設置)
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④コンセントに接続
●付属のプレートを使ってコンセントの活線側に接続。
●プラグ接続より高感度。
(通常は目的線のローカル側に送信器ほ設置)
<2.送信器の(入・切)操作>
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①送信器の電源を入れる。
●送信器の電源ボタンを1回押す。
●3個のLEDの同時点滅後、1つが点滅開始。
(注)点滅楷書で回線確認。 (注)約30分で自動的に電源の切れるオートパワーオフが動作。 (30分以上の作業は②を、30分以内で終了は③を選択) -
②オートパワーオフの解除
●電源投入後ボタンを再度5〜6秒押す。
●LED点滅後オートパワーオフが解除。
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③送信器の電源を切る。
●送信器の電源ボタンを1回押す。
●LEDの点滅停止でOFFを確認。
<3.受信器の(入・切)操作>
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①受信機の電源を入れる
【遠距離探査】
●強受信モード。
●受信機の電源【強】ボタンを1回押す。
【近距離探査】
●弱受信モード。
●受信機の電源【弱】ボタンを1回押す。
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②オートパワーオフの解除
●両方のボタンを同時に5〜6秒押す。
●5分の自動OFF解除。
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③受信機の電源を切る
●両方の母多難を同時に1回押す。
●ビビビ音の後停止。
<4.探索方法(目的線を自動検出します。)>
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●ブレーカー探索:ブレーカー探索・検相。
●ケーブル探索:目的線・配線路探索。
(注意 受信機は必ず素手で持って探索を行ってください。)
・本機はマイクロプロセッサによる最も強い信号を自動的に検知するピークホールド機能を装備します。
誘導により複数のブレーカーおよびケーブルが検出された場合探索スキャンを行うことで最高のレベルの振動のみが記憶、選択され"音"と"LED"の発行で確実に識別を行うことができます。
マイクロプロセッサの学習機能を動作させるため、探索はゆっくりと行います。
①強受信モードで送信器の振動を検知し探索域を特定。
②弱受信モードで対照を狭め最終的に残る1つを検出。
<5.リセット方法>
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・本機のマイクロプロセッサーは●強受信モード●弱受信モード
共目的線に近づくに従い自動的に受信感度を低くします。
目的線がわかりにくくなった場合はそれぞれのモードの電源ボタンを押してリセットを行うことで最高感度に復帰させることができ、確認が容易になります。
①強受信モードで遠距離で受信感度が低くなった場合、電源【強】(リセット)を軽く1回押し受信感度を最大にします。
②弱受信モードで近距離で受信感度が低くなった場合、電源【弱】(リセット)を軽く1回押し受信感度を最大にします。
<6.事故検出(ケーブルのオープン・ショート・漏電個所の検出ができます。)>
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・デジタル式送受信方式採用でケーブルの障害箇所から生じるわずかな信号の変化を的確に捉えることができ、ピンポイントの事故点検が行えます。
①ショート:それぞれの回線にクリップを接続。
②オープン:単線時は単線とアースにクリップ。複線時はそれぞれの回線に接続。
③漏電個所:単線と同接続。(1MΩ迄の漏電に対応)
●受信感度が急激に弱くなる箇所が事故点になります。
<7.活線・不活線トーン識別(音の違いで電圧の有無を確認できます。)>
<8.探索例>
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