絶縁多チャンネルロガー GL820 レンタル
絶縁多チャンネルロガー GL820は、チャネル数は、200chあり、安心して測定できる全チャネル絶縁入力方式のデーターロガーです。 電圧、温度、湿度、パルス/ロジックのマルチ入力を実現し、記憶媒体には、USBメモリが使用できます。- ○標準20chから最大200chまでチャネル拡張
- ○全チャネルマルチファンクション&絶縁入力
- ○2GBの大容量内蔵メモリ
- ○5.7インチTFT液晶で鮮明な波形表示
- ○USBメモリ・LAN/USB I/Fで簡単PC接続
絶縁多チャンネルロガー GL820のレンタル事例
- プリンタ/FAXの内部部品の温湿度測定に
- 半導体センサーの環境試験に
- 半導体製造装置の設置環境モニターに
- 燃料電池の評価試験機器組み込みに
- 燃料電池の充放電試験に
- 鉄道車両内の温湿度設定に
- 生産工場での配管内温度測定に
- 建設機器、自動車の各部の温度設定に
- 自動車の耐環境試験に
- 高性能洗濯機の温度設定に
- 空調機器の性能試験に
絶縁多チャンネルロガー GL820【グラフテック】の特徴
- 絶縁マルチファンクション入力
各種入力信号によるチャネル間の影響を受けない全チャネル絶縁入力方式を採用しており、配線に気を配る必要がありません。また、入力信号は、電圧/ 温度/ 湿度/ パルス/ ロジックのマルチファンクション対応。温湿度と電圧など、異なる測定現象も1 台で測定できます。 - 5.7 インチTFT 液晶で鮮明な波形表示(VGA)
モニタには、明るく鮮明で見やすい5.7インチTFT 液晶を採用しました。測定条件の設定の他、測定値を波形やデジタル値での確認が可能です。 - 標準20chから最大200chまでチャネル拡張可能
チャネル数は標準で20ch、最大200ch まで20ch ごとに拡張可能です。
本体単体でのチャネル拡張(60ch への拡張例)
チャネル拡張表一覧 20ch 40ch 100ch 200ch GL820 本体 1台 1台 1台 1台 拡張端子ベースキット(B-537) - 1式 1式 1式 20ch 拡張端子セット(B-538) - 1式 4式 9式 - 最高10ms のサンプリング速度に対応
電圧測定時のサンプリング速度アップを実現。チャネル数を絞ることにより、最高10ms でのデータ収録が可能です。
サンプリング速度 10ms 20ms 50ms 100ms 200ms 500ms 1s 2s 使用可能ch 数 1 2 5 10 20 50 100 200 測定対象*2 電圧 ● ● ● ● ● ● ● ● 温度 ● ● ● ● ● *2:湿度は電圧0-1V をスケーリング換算しているため、サンプリング速度は電圧と同様になります。 - 2GB 内蔵メモリで長時間の収録も安心測定
大容量2GB のフラッシュメモリを内蔵しており、外部記憶媒体を使用せずに長時間のデータ収録が可能です。フラッシュメモリのため電源を切ってもデータを消失する心配がありません。外部記憶媒体には、USBメモリが使用でき、USBメモリへの直接データ収録が可能です。また、測定中のUSBメモリの入れ替えが可能で、入れ替えている間データも保持されます。
収録時間例: アナログ20chのみ使用時
収録時間*3(サンプリング速度) 10ms*4 50ms*4 100ms*4 200ms 500ms 1s 10s 2GB 内蔵フラッシュメモリ 29日 72日 89日 101日 253日 506日 5068日 512MB USB メモリ*5 7日 18日/td> 22日 25日 64日 129日 1294日 *3:上記の数値は概算となります。 *4:設定可能ch 数に制限があります。10ms 時:1ch、50ms 時:5ch、100ms 時: 10ch *5:USB メモリは、オプションのB-550 または、指紋認証等の機能が無い標準的な物をご使用下さい。 - リングメモリ機能を搭載
内蔵メモリやUSB メモリでリングメモリ機能を使用することにより、必要とする最新データのみをメモリに残します。(ON 時、収録可能なメモリ容量は、空き容量の1/3 以下となります。) - USBで簡単データ転送。イーサネットで遠隔計測
本体にUSB メモリを装着し、直接データを収録できます。USBドライブモードを使用することにより、GL820 本体をPC の外付け記憶媒体として使用することができ、大容量のデータ転送に大変便利です。また、イーサネットを使用することによりWEB・FTP サーバ機能やFTP クライアント機能・NTP クライアント機能が使用できます。
絶縁多チャンネルロガー GL820【グラフテックの本体仕様
本体仕様 | ||
項目 | 内容 | |
アナログ入力ch数 | 標準:20 ch、最大200 ch(20 chごとの増設) | |
外部入出力 | 入力*9 | トリガ入力または、外部サンプル入力1ch・ロジック入力4 chまたはパルス入力4 ch |
出力*9 | アラーム出力4 ch | |
サンプリング周期 | 10 ms〜1 h(10 ms〜50 msは電圧のみ、サンプリング周期によりch数制限あり)、外部*9 | |
TIME/DIV | 1s〜24 h | |
トリガ機能 | 種類 | スタート:トリガ成立でデータ収録開始、ストップ:トリガ成立でデータ収録停止 |
条件 | スタート:Off、レベル値、アラーム、外部入力*9、指定時刻、指定曜日、一定時間 | |
ストップ:Off、レベル値、アラーム、外部入力*9、指定時刻、指定曜日、一定時間 | ||
レベル値組み合わせ | レベルOR・レベルAND・エッジOR・エッジAND | |
レベル判定種類 | アナログ:立ち上がり、立ち下がり、範囲内、範囲外 | |
パルス:立ち上がり、立ち下がり、範囲内、範囲外 | ||
ロジック:立ち上がり、立ち下がり | ||
アラーム | 検知方法 | レベル・エッジ |
判定種類 | アナログ:立ち上がり、立ち下がり、範囲内、範囲外 | |
パルス:立ち上がり、立ち下がり、範囲内、範囲外 | ||
ロジック:立ち上がり、立ち下がり | ||
アラーム出力*9 | チャネル数 4 ch、出力形式:オープンコレクタ出力(5 Vプルアップ抵抗10 kΩ) | |
パルス入力*9 | 積算モード | 測定開始からサンプル間隔ごとのパルス数を積算表示するモード 50C 、500 C 、5000 C、50 kC、500 kC、5 MC、50 MC、500 MC/F.S. |
瞬時モード | サンプル間隔ごとのパルス数を表示するモード 50 C、500 C、5000 C、50 kC、500 kC、5 MC、50 MC、500 MC/F.S. |
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回転数モード | 1 秒ごとのパルス数をカウントし、60倍した数値を回転数として表示するモード 50 rpm、500 rpm、5000 rpm、50 krpm、500 krpm、5 Mrpm、50 Mrpm、500 Mrpm/F.S |
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最大パルス周波数 | 50 kHz(最大カウント数:50 kC/サンプリング、16 Bitカウンタ) | |
演算機能 | CH間演算 | アナログ入力chを対象に、加算・減算・乗算・除算 |
統計演算 | 平均値・ピーク値・最大値・最小値・実効値の中から2演算を選択 | |
検索機能 | 収録したデータに対して、アナログ信号レベル・パルス・ロジック値またはアラーム発生点を検索 | |
PC I/F | イーサネット(10 BASE-T/100 BASE-TX)、USB(ハイスピード) | |
記憶媒体 | 本体内蔵フラッシュメモリ2 Gbyte、USBメモリ*10 | |
データ保存機能 | 測定データ | 内蔵フラッシュメモリまたはUSBメモリにダイレクト収録 |
その他 | 設定条件、画面コピーデータも保存可能 | |
リング収録 | 機能:ON/OFF、収録点数:1000〜2000000(ON時、収録可能容量は空き容量の1/3以下) | |
USB機能 | USBドライブモード(本体メモリのファイル転送・削除) | |
スケーリング機能 | 各チャネル毎に入力可能 電圧レンジ時:4点設定、温度レンジ時:2点設定 | |
表示器 | サイズ | 5.7インチTFTカラー液晶ディスプレイ(VGA:640×480ドット) |
表示画面 | 波形+デジタル値画面、全波形画面、デジタル値+演算画面、拡大デジタル画面 | |
使用環境 | 0〜45 ℃、5〜85 %RH(バッテリ駆動時は0〜40 ℃ / 充電時15〜35 ℃) | |
定格電源 | ACアダプタ(AC100 V〜240 V/50〜60 Hz)、DC入力 (DC8.5 V〜24 V(最大26.4 V))*11、バッテリパック*11 | |
消費電力 | 32 VA以下(AC駆動時、LCD ON、バッテリパック充電時) | |
外形寸法[W×D×H](約) | 232×152×50 mm | |
質量[重量](約) | 900 g(ACアダプタ、バッテリ含まず) | |
耐振性 | 自動車部品第一種A種準拠 |
絶縁多チャンネルロガー GL820【グラフテック】のアナログ入力部仕様
アナログ入力部仕様 | ||||
項目 | 内容 | |||
アナログ入力端子形状 | M3ネジ式端子 | |||
入力方式 | フォトモスリレーによるスキャン方式、全チャネル絶縁入力、平衡入力 | |||
測定レンジ | 電圧 | 20・50・100・200・500 mV、1・2・5・10・20・50 V、1-5 V/F.S. | ||
温度 | 熱電対:K・J・E・T・R・S・B・N・W(WRe5-26) | |||
測温抵抗体:Pt100・JPt100・Pt1000(IEC751) | ||||
湿度 | 0〜100 %(オプションの湿度センサ使用時 標準は1本のみ使用可能) | |||
フィルタ | Off、2、5、10、20、40(左記の回数で移動平均を実施) | |||
測定精度*12 (23 ℃±5 ℃) ・電源投入後 30分以上 ・フィルタON(10) ・サンプリング1 s(20 ch) ・GND接地 |
電圧 | 0.1 % of F.S. | ||
温度 | 熱電対 | 測定温度範囲 | 測定確度 | |
R/S | 0 ℃≦ TS ≦100 ℃ 100 ℃< TS ≦300 ℃ R:300 ℃< TS ≦1600 ℃ S:300 ℃< TS ≦1760℃ |
±5.2 ℃ ±3.0 ℃ ±(0.05 % of rdg+2.0 ℃) ±(0.05 % of rdg+2.0 ℃) |
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B | 400 ℃≦ TS ≦600 ℃ 600 ℃< TS ≦1820 ℃ |
±3.5 ℃ ±(0.05 % of rdg+2.0 ℃) |
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K | -200 ℃≦ TS ≦-100 ℃ -100 ℃< TS ≦1370 ℃ |
±(0.05 % of rdg+2.0 ℃) ±(0.05 % of rdg+1.0 ℃) |
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E | -200 ℃≦ TS ≦-100 ℃ -100 ℃< TS ≦800 ℃ |
±(0.05 % of rdg+2.0 ℃) ±(0.05 % of rdg+1.0 ℃) |
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T | -200 ℃≦ TS ≦-100 ℃ -100 ℃< TS ≦400 ℃ |
±(0.1 % of rdg+1.5 ℃) ±(0.1 % of rdg+0.5 ℃) |
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J | -200 ℃≦ TS ≦-100 ℃ -100 ℃< TS ≦100 ℃ 100 ℃< TS ≦1100 ℃ |
±2.7 ℃ ±1.7 ℃ ±(0.05 % of rdg+1.0 ℃) |
||
N | 0 ℃≦ TS ≦1300 ℃ | ±(0.1 % of rdg+1.0 ℃) | ||
W | 0 ℃≦ TS ≦2000 ℃ | ±(0.1 % of rdg+1.5 ℃) | ||
※基準接点補償確度 ±0.5 ℃ | ||||
測温抵抗体 | 測定温度範囲 | 測定確度 | ||
Pt100 | -200 ℃〜850 ℃(FS=1050 ℃) | ±1.0 ℃ | ||
JPt100 | -200 ℃〜500 ℃(FS=700 ℃) | ±0.8 ℃ | ||
Pt1000 | -200 ℃〜500 ℃(FS=700 ℃) | ±0.8 ℃ | ||
A/Dコンバータ | 方式:ΔΣ方式、16 Bit(有効分解能:±レンジの約1/40,000) | |||
最大入力電圧 | 入力端子+/−間 | 60 Vp-p | ||
入力端子/入力端子間 | 60 Vp-p | |||
入力端子/GND間 | 60 Vp-p | |||
耐電圧 | 入力端子/入力端子間 | 350 Vp-p(1分間) | ||
入力端子/GND間 | 350 Vp-p(1分間) |
絶縁多チャンネルロガー GL820【グラフテック】の制御ソフトウェア仕様
制御ソフトウェア仕様 | |
項目 | 内容 |
対応OS | WindowsXP/Vista/7(32 Bit版、64 Bit版) |
機能 | 本体制御、リアルタイムデータ収録、再生、データファイル形式変換 |
本体設定範囲 | 入力設定、メモリ設定、アラーム設定、トリガ設定 |
接続台数(ch) | 最大10 台または、最大500 chのいずれか |
収録データ | リアルタイムPC転送(CSV、バイナリ)、本体メモリ内のデータ転送、USBメモリデータ転送 |
表示内容 | アナログ波形、ロジック波形、パルス波形、デジタル値 |
表示モード | Y-T表示、デジタル値表示、レポート表示、カーソル間X-Y表示(再生時のみ) |
監視機能 | アラーム発生時に、指定のメールアドレスにメール配信 |
ファイル形式変換 | カーソル間・全データをCSV形式へ変換(間引き機能あり) |
レポート機能 | 日報・月報ファイルを自動作成(エクセルへ直接書き込みも可能) |
絶縁多チャンネルロガー GL820のカタログ | |
絶縁多チャンネルロガー GL820の取説 |
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