メモリハイコーダ 8808-50 レンタル
メモリハイコーダ 8808-50は、高調波解析機能付きで、プリンタが脱着できるデータロガーです。高調波の瞬時解析や時系列解析が可能で、商用電源系統に流入・流出する高調波電流や、電源ライン電圧に重畳する高調波成分を測定・解析できます。○商用電力系統のメンテナンスで高調波の瞬時解析/長期記録をこなします。
メモリハイコーダ 8808-50のレンタル事例
- 高調波の瞬時解析や時系列解析に
- 商用電源系統に流入・流出する高調波電流の測定・解析に
- 電源ライン電圧に重畳する高調波成分の測定・解析に
メモリハイコーダ 8808-50【日置電機】の概要
我が社の電源ラインは高調波大丈夫?そう思い立ったら現状把握!
メモリハイコーダ 8808-50 で高調波解析をしてみませんか?
安価なツールで高調波の実態を明らかにプリンタが脱着できるコンセプトで好評をいただいていますメモリハイコーダ 8808 に、高調波解析機能つきのメモリハイコーダ 8808-50 が加わりました。
高調波の瞬時解析や時系列解析が可能で、商用電源系統に流入・流出する高調波電流や、電源ライン電圧に重畳する高調波成分を測定・解析できます。
メモリハイコーダ 8808-50【日置電機】の特徴
瞬時高調波解析
- 基本波から 40 次までの高調波
- 各次高調波の実効値、含有率、位相角、有効電力、電力位相角の解析表示(数値、グラフ表示)
- 総合実効値、総歪み率、有効・無効・皮相電力、力率の解析表示(数値表示)
- バーグラフ、数値データの表示
- 電力位相角はベクトル表示可能
時系列記録
- 最大 20 項目の高調波解析
- データを時系列で記録
- 同時解析数4項目の場合で最大 150 日間の記録可能
結線方法の充実
- チャネル間独立、単相2線、単相3線、三相3線に対応
- 全アナログチャネル間は絶縁
測定を助ける便利機能
- 結線チェック
- レベルチェック
- オーバレンジ機能
汎用クランプによる電流直読機能 ・ HIOKI クランプオンプローブ 9018-50, 9132-50 等に対応
メモリハイコーダ 8808-50【日置電機】の高調波機能
・高調波の瞬時解析モード 基本周波数 45 〜 65Hz の電源ラインの電圧や電流に含まれる高調波成分を、基本波から40 次まで解析できます。取り込み波形から各次高調波の実効値・含有率・位相角・有効電力・電力位相角の解析ができます。測定結果はバーグラフ、数値データ、電力ベクトル図として表示、記録ができます。総合実効値、総合歪み率、有効・無効・皮相電力、力率の数値表示も可能です。
・高調波の変化が連続的にわかる時系列解析モード 各次高調波の実効値・含有率・位相角・有効電力および総歪率などの変化を連続測定します。指定インターバルで測定し、グラフ化して表示および記録します。高調波時間との 相関関係や、現象間の相対関係の長期監視を行うことで、高調波障害の原因の特定、対策に役立ちます
・単相2線、単相3線、三相3線ラインの高調波電力測定:電力含有率(バーグラフ) 単相2線、単相3線、単相2線の2系統、三相3線に対応。各次高調波の有効電力、有効電力含有率、電力位相角の数値・グラフの表示ができます。全アナログ入力チャネル間は 絶縁されていますので、系統の違う単相2線の同時測定や誤って誤結線した場合も問題ありません。
・高調波の潮流方向の判別:電力ベクトル図 1, 3CH に 電 圧、2, 4CHに電流(クランプオンプローブで取り込み)を入力し、各次高調波の電力ベクトル図を表示することができます。高調波が電源系統から流入しているのか、負荷側から流出しているのか、判断ができます。
メモリハイコーダ 8808-50【日置電機】の仕様
高調波解析部一般仕様 | |
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結線種類 | チャネル間独立 , 単相2線※1 , 単相3線※2 , 三相3線※2 ※1 8808-50では2系統同時解析可能 ※ 2 8808-50 のみ |
入力設定 | チャネル間独立:電圧 , 9018, 9132, 3283, 3284, 3285, 9322 その他結線:偶数チャネルを電圧 , 奇数チャネルを電流に設定することで可能。 電力測定の場合 , 次の条件を満たすこと (1) 電流測定チャネルで , 入力種類:9018 または 9132 に設定 (2) 電流測定チャネルで , 入力種類:電圧にして電流スケーリングを設定(クランププローブには位相確度の良いものを使用すること) |
基本周波数範囲 | 45Hz 〜 65Hz 自動設定またはマニュアル設定(0.1Hz 分解能) |
分析次数 | 基本波〜 40 次 |
分析周波数帯域 | 45Hz 〜 2.6kHz |
振幅確度※3(×1表示にて) | 基本波〜 20 次:±1.5% rdg. ±15 dgt.21 次〜 40 次:±3.0% rdg. ±15 dgt.※ 3 クランプオンプローブを使用する場合は , プローブの確度を加算する |
位相確度※ 3 | 基本波〜 20 次:±3.5°21 次〜 40 次:±7.5°(含有率 10% において)※ 3 クランプオンプローブを使用する場合は , プローブの確度を加算する |
サンプリング周波 数 | 400kS/s 固定 |
FFT演算数 | 512 点(基本波 1 周期分を間引き抽出) |
波形メモリ容量 | アナログ 12 ビット× 16k ワード/ch |
高調波演算メモリ容量 | 32 ビット× 96k ワード |
機能 | スケーリング, カーソル測定 , 結線 & レベルチェック機能 |
時系列解析モード | |
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解析種類 | 任意高調波次数の実効値 / 含有率 / 位相角 / 有効電力※4 / 有効電力含有率※4 / 電力位相角※4 総合実効値 , 総歪率 -F※5 , 総歪率 -R※6 , 有効電力※4 , 皮相電力※4 , 無効電力※4 , 力率※4 ※ 4 単相 2 線、単相 3 線、三相 3 線を選択したときのみ可能 ※ 5 基本波に対する全高調波の割合 ※ 6 総合実効値に対する全高調波の割合 |
同時解析数 | 最大 20 種類まで ( 解析種類の任意の組み合わせで可能 ), 同時表示 / 同時プリントは 4 種類まで |
時間軸 | 5 分〜 12 時間 /DIV, 7 レンジ (80 サンプル /DIV) |
記録時間 | 時間軸および同時解析数による |
プリント・種類 | 各解析値の折れ線グラフ, 数値データ ( 時刻表示による ) |
拡大/圧縮 | 縦軸:拡大× 2 〜× 100 の 6 段 , 圧縮 1/2 の 1 段 , log 目盛 時間軸:拡大× 2 〜× 4 の 2 段 , 圧縮 1/2 〜 1/48 の 6 段 |
瞬時解析モード | |
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解析種類 | 数値+グラフ:高調波実効値 , 高調波含有率 , 高調波位相角 , 高調波有効電力※4 , 高調波有効電力含有率※4 , 高調波電力位相角※4 数値のみ:総合実効値 , 総歪率 -F※5 , 総歪率 -R※6 , 有効電力※4 , 皮相電力※4 , 無効電※4 , 力率※4 ※ 4 単相 2 線、単相 3 線、三相 3 線を選択したときのみ可能 ※ 5 基本波に対する全高調波の割合 ※ 6 総合実効値に対する全高調波の割合 |
縦軸拡大/圧縮 | 拡大× 2 〜× 100 の 6 段 , 圧縮 1/2 の 1 段 , log 目盛 |
付属機能 | |
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スケーリング | HIOKI 製クランプオンプローブ使用時に電流値の直読可能 , 任意設定も可能 |
結線&レベルチェック機能 | 測定対象のオートレンジ, 逆結線のチェックが可能 , 三相3線結線時は相順を判断 |
オーバレンジ機能 | 測定中に入力レンジオーバした場合は , 自動的にレンジを低感度に下げる |
集計結果出力 | 全記録時間に渡る各解析結果の最大値 , 最小値をリスト出力可能 ( 時系列解析モードのみ ) |
その他 | カーソル測定 , 画面スクロール |
高調波トリガ機能 | |
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トリガモード | 単発 , 連続 |
ソース | 最大 4 種類の高調波トリガ種類を選択 , 各トリガ種類ごとにトリガ条件設定可能 ( 高調波トリガソース間は OR, 高調波トリガと外部トリガ , タイマトリガ間は AND 条件 ), 全部 OFF にてフリーラン |
トリガ種類 | 任意高調波の実効値 / 含有率 / 有効電力値 / 電力位相角/ 総合実効値 / 総合歪み率 -R/ 総合歪み率 -F |
その他 | プリトリガ:0, 5, 10 DIV( 時系列解析モード )トリガタイミング:スタートのみ |
メモリハイコーダ 8808-50のカタログ | |
メモリハイコーダ 8808-50の取説 |
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