超音波測定器レンタル一覧 (比較表/特徴)
超音波測定器は、ひび割れ深さを測る測定器です。トンネル、橋桁、連壁、建物の壁面、床版などで利用します。
超音波測定器のレンタルなら、多種多様にレンタル機材が揃う株式会社メジャーへ。全国対応および当日発送可能、最短では翌日から手軽に機材をご利用できます。機種のお問い合わせ、機材の使い方、機能、価格など何でもご相談ください。また、お客様の機器のメンテナンス点検・校正サービスも行っております。
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超音波測定器の特徴
(詳細な情報は「機材の詳しい情報」ボタンを押下してご覧ください。)
マルチチェッカー MK-730 (アドバンテック )
No.1
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コロナ放電チェッカー MK-720 (アドバンテック )
No.2
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支柱路面境界部調査システム キズミ-1 (リンク )
No.3
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超音波試験機 パンジット PL200 (エフティエス )
No.4
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超音波式コンクリート品質試験機 パンジット lab (富士物産 )
No.5
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超音波測定器 エルソニックII ESI/P-20 (東横エルメス )
No.6
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超音波試験機 ティコ (富士物産 )
No.7
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超音波式コンクリート品質試験機 パンジット (富士物産 )
No.8
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超音波測定器 エルソニック ESIP10 (東横エルメス )
No.9
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超音波測定器の測定に関するアドバイス
基本的な超音波測定器の使い方についてまずはマスターしよう
対象物の厚さなどを測定するには、超音波測定器を使うとよいです。機器を使うには、正しい使い方をマスターしなくてはいけません。厚さを測定する方法にはいくつか種類がありますが、その中でも基本的な測定方法をマスターしておくと役に立ちます。最もベーシックなやり方は、1回測定法と呼ばれる方法です。その方法に基づく機器の使い方としては、測定したい部分にトランスデューサーと呼ばれる接触子を当てます。そうしますと、厚さの測定値が表示されますので確認します。覚えるべき手順も少なくシンプルなので、すぐに基本的な使い方は覚えられるでしょう。
しかし、1回測定法の場合、正確な数値が出てこない可能性があります。特に注意すべきなのは、配管壁の厚みが薄くなる現象である減肉ということを知っておくことです。減肉の原因としては、機械的に起こる摩耗作用を指すエロージョンや機械腐食などが考えられます。外部からは見えづらいので気づきにくいことが多く、しかも均等に減少するわけでないので、1回測定法では減肉の正しい測定は困難とされています。
そこでこのような問題点を解決できるのに登場するのが2回測定法です。この測定法ではトランスデューサーを1回当てて、対象物の厚さを測定した後、もう一度同じところを測定します。測定の際大切なことは、トランスデューサーを90度回転させて測ることです。2回測定する場合には、数値が変わる場合がありますが、その時には厚みの薄い方が測定地に相当します。これから腐食し減肉が起きるであろう場所では、この手法で測定するのがお勧めです。
多種多様な測定方法のある超音波測定器
超音波測定器の測定方法は、多種多様です。一つ例を挙げると、いろいろなポイントを測定して数値を出していくアプローチである「多点測定法」という手法があります。このアプローチに基づく超音波測定器の使用法として、測定したい部分を最初に決めた後に、そのポイントを中心として、直径30mmの円の内側で多数の部分を何度も測定します。この円の中であるならば、トランスデューサーのポイントがかぶっても問題はありません。多数のポイントを測定し、一番厚みが薄かった記録値とするのが一般的です。「精密測定法」は、腐食の進行があると思われる箇所の厚みを計測する際に適用されます。この場合、超音波測定器を対象物に当てる前に格子状の点々を10mm間隔でつけていき、その点の部分の厚みを測定していきます。このように厚みをチェックしていけば、どの部分にどの程度腐食が進んでいるか、その範囲を特定していくことができます。
その他、「連続測定法」というタイプもあります。これは連続して厚さを確認する方法で、厚みの変化について確かめる際に有効な手法です。この時の超音波測定器の使い方として、基本的な測定法である1回測定法を5mm間隔で行うものと、スキャンするものの2種類があります。連続的に測定を繰り返し、厚みの変化を見ていきます。
機器の使用法につきましては、動画で解説しているサイトもあります。動画であれば、視覚的にその手順を確認できます。使用するのが初めての方は、このような動画マニュアルを見てみればよいでしょう。動画を見ながら同時並行で作業すると、正しい使い方を身に着けられます。手順を再確認しながら作業を進めるのであれば、一時停止機能などを使えばよいでしょう。
管材の使い方には注意が必要
管材の厚さを測定する際も超音波測定器は使われます。この場合は、機器の使い方に気を配る必要があります。外径が25mm以上の管材を測定する場合は、配管やパイプの軸方向に対して垂直に接触させるのがポイントです。一方、外径がそれ以下の管材であれば、2回測定法を用いればうまくいきます。まずは垂直に接触させて測定したのちに、配管やパイプの軸に対して平行に測定していくのがポイントとなります。このように測定すると、配管との接触面積が大きくなります。垂直の場合、中には測定が困難なケースも出てきますが、平行にすれば、測定可能の状態になります。このようにトランスデューサーの接触方向は重要であり、仮に誤った方向で接触させてしまうと、測定値の変動が激しくなってしまい、正確に厚さを測定できなくなる恐れが出てきます。ただし一振動深触子を使った機種であれば、方向は無関係になります。これらのポイントを押さえて超音波測定器の使い方をマスターすれば、パイプなどの厚みも自分たちで測定できるようになります。
※今すぐ超音波測定器を利用したい場合はレンタルが便利です。レンタルなら最短当日発送ができ、到着後、取扱説明書も同封しておりますのですぐご利用できます。使い方がわからない場合は弊社の機材サポートが対応させて頂きます。お気軽にお問い合わせください。
レンタルのまでの流れ
超音波測定器に関するお問合せ
超音波測定器とは?
超音波測定器とは、超音波を用いて対象物や材料の内部の欠陥、厚さ、深さ、形状、強度などを測定する機器です。超音波は、人間の耳には聞こえない高い周波数の音波です。超音波測定器は、超音波を対象物に照射し、反射波を検出することで、対象物の特性を測定します。■超音波測定器には、以下の2つの基本原理があります。
□透過法:超音波を対象物に照射し、反対側から検出する。透過法は、超音波を対象物に照射し、反対側から検出する原理です。対象物に超音波が透過する量を測定することで、対象物の厚さを測定することができます。
透過法は、以下のメリットがあります。
・比較的簡単な原理である
・広い測定範囲を測定できる
透過法は、厚さ測定によく使用されます。
□反射法:超音波を対象物に照射し、反射波を検出する。反射法は、超音波を対象物に照射し、反射波を検出する原理です。対象物に超音波が反射する量を測定することで、対象物の厚さや深さを測定することができます。
反射法は、以下のメリットがあります。
・対象物の表面を測定できる
・高精度な測定が可能である
反射法は、厚さ測定や深さ測定によく使用されます。
■超音波測定器の種類
超音波測定器には、以下の種類があります。
・接触式:超音波探触子を対象物に接触させて使用する。接触式は、測定精度が高いが、操作が難しいという特徴があります。
・非接触式:超音波探触子を対象物から離して使用する。非接触式は、測定が簡単で、対象物の表面を傷つけずに測定できるという特徴があります。
・ポータブル型:持ち運び可能な小型の機器。ポータブル型は、現場での測定に適しています。
・据え置き型:固定設置する大型の機器。据え置き型は、高精度な測定が必要な場合に適しています。
■超音波測定器の選び方
超音波測定器を選ぶ際には、以下の点に注意が必要です。
・測定対象:対象物の種類に合わせて、適切な超音波測定器を選ぶ必要があります。
・測定精度:測定精度が必要な場合は、高精度な超音波測定器を選ぶ必要があります。
・操作性:操作が簡単な超音波測定器を選ぶと、測定作業が効率化されます。
・価格:超音波測定器には、さまざまな価格帯の製品があります。予算に合わせて、適切な超音波測定器を選ぶ必要があります。
超音波測定器の主な用途
■欠陥検出: 超音波測定器は、金属、プラスチック、コンクリートなどの材料中の欠陥を検出するために広く使用されます。欠陥としては、気泡、クラック、溶接不良、疲労割れ、腐食などが含まれます。これは製造業、建設業、航空宇宙産業など多くの分野で重要です。■材料の厚さ測定: 超音波測定器は、材料の厚さを非破壊的に測定するのに使用されます。これは、圧力容器、パイプ、船舶の殻、および他の構造物の健全性を評価する際に役立ちます。
■材料の物性評価: 超音波測定器は、材料の音速と密度を評価し、弾性特性(ヤング率や剪断率)を計算するのに使用されます。これは、材料の品質管理、疲労特性の評価、および設計プロセスで役立ちます。
■溶接検査: 超音波測定器は、溶接の品質評価に使用され、溶接の欠陥や不均質性を検出します。これは船舶、構造物、航空機、およびパイプラインの建設および保守において不可欠です。
■材料評価: 材料の物性や構造の評価において、超音波測定器は材料の試験および品質評価に貢献します。これは研究機関や教育機関での材料の研究および開発にも関連します。
■非破壊検査教育: 超音波測定器は、非破壊検査技術の教育とトレーニングにも使用され、技術者や検査員のスキルの向上に寄与します。
超音波測定器は、幅広い業界で材料と構造物の安全性と品質を確保するために使用され、物質の内部および表面の詳細な情報を提供します。