◆可燃性及び毒性ガスの危険性 [技術資料]
◆可燃性及び毒性ガスの危険性
※1 空気=1
※2( )をしている数字は参考値を示します。
※3 化学防災指針集による。
※4 防爆構造電気機械器具式検定ガイドによる。
爆発等級の分類
爆発
等級 |
スキの奥行き25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
1 |
0.6mmを超えるもの |
2 |
0.4mmを超え0.6mm 以下のもの |
3 |
0.4mm 以下のもの |
・ 爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走限界の値により、上記のように 3 等級に分類する。 |
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発火度の分類
発火度 |
発火温度 |
G1 |
450 ℃を超えるもの |
G2 |
300 ℃を超え450 ℃以下のもの |
G3 |
200 ℃を超え300 ℃以下のもの |
G4 |
135 ℃を超え200 ℃以下のもの |
G5 |
100 ℃を超え135 ℃以下のもの |
G6 |
85 ℃を超え100 ℃以下のもの |
・発火度は爆発性ガスの発火温度に従って、上記のように6 等級に分類する。 |
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許容濃度
有害ガス等が空気中に存在する職場で、1日8 時間程度の作業を日々継続しても、健康に全く障害を及ぼさない濃度の限界として、ACGIH(米国産業衛生監督官会議)、日本産業衛生学会から勧告の形で示される値を許容濃度(TLV=Threshold Limit Value)と言う。