テンションメーターレンタル一覧 (比較表/特徴)
テンションメーターは、ワイヤーロープや電線の張力を測る測定器です。土木・建築用ガイドロープ、ワイヤロープ・送電線・ベルトコンベアの張力測定や、実験・検査機器・クレーン・タグボート牽引作業時・原材料吊り移動時の安全管理に利用されます。デジタル表示、アナログ表示どちらもあります。
テンションメーターなら、多種多様にレンタル機材が揃う株式会社メジャーへ。全国対応および当日発送可能、最短では翌日から手軽に機材をご利用できます。機種のお問い合わせ、機材の使い方、メーカー、価格など何でもご相談ください。また、お客様の機器のメンテナンス点検・校正サービスも行っております。
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テンションメーターの特徴
(詳細な情報は「機材の詳しい情報」ボタンを押下してご覧ください。)
無線式ロードセル(3t/0.5kg) Ron2501-S03 (ルッドリフティングジャパン )
No.1
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テンションメーター(6.5t/1kg) RLP6T5 (ルッドリフティングジャパン )
No.2
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テンションメーター(55t/10kg) RLP55T (ルッドリフティングジャパン )
No.3
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テンションメーター ダイナホール 12.5T (チルコーポレーション )
No.4
秤量:12.5t 最小表示:5kg
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テンションメーター チルメーター 5TD (チルコーポレーション )
No.5
秤量:5tf 最小表示:10kf
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テンションメーター RLP25T (ルッドリフティングジャパン )
No.6
秤量:25t 最小表示:5kg
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テンションメーター(5t/1kg) RLP5T (ルッドリフティングジャパン )
No.7
秤量:5t 最小表示:1kg
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テンションメーター RLP12T (ルッドリフティングジャパン )
No.8
秤量:12t 最小表示:2kg
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ダイナホール LLX2-5t (チルコーポレーション )
No.9
秤量:5t 最小表示:1kg
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テンションメーター ダイナホール LLXh-15t (チルコーポレーション )
No.10
秤量:15t 最小表示:5kg
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ダイナホール LLX2-10t (チルコーポレーション )
No.11
秤量:10t 最小表示:2kg
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テンションメーター チルメータ 5TA (チルコーポレーション )
No.12
秤量:5t 最小表示:50kg
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ダイナモメーター EDX50K (ディロン )
No.13
秤量:20t 最小表示:20 / 5kg(切換可能)
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ダイナモメーター EDX100K (ディロン )
No.14
秤量:50t 最小表示:50/ 10k g(切換可能)
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テンションメーターの測定に関するアドバイス
テンションメーターとは何か
テンションメーターとは、紙や金属箔、ワイヤーなどのフィルムや線の形状をした素材の引き合う力、張力を測定する機材です。張力の例を挙げると、ワイヤーで重いものを牽引したり吊り上げたりしたときに、そのワイヤーには引っ張る力が加わりますが、それが張力です。製造現場においては張力を適正に調節、管理することで、続く工程にスムーズに移行することができます。土木工事や建築現場においては、クレーンやウィンチ、ベルトコンベアなど、資材の吊上げや搬送に利用される機械を管理することで、オーバーウェイトを防止できるようになります。テンションメーターは、生産や安全を守るために重要な役割を受け持っている機械です。テンションメーターのつくりは、本体とディスプレイの2つの機器から構成されています。本体は、ワイヤーなどに取り付け、素材が歪むことにより生まれる電気抵抗を測定することで張力を計測します。この計測データを離れた場所から確認することを可能にするのがディスプレイです。機種にもよりますが、80メートルほどの距離があっても無線通信によりデータの受信が可能であるため、安全な状態で作業を行うことができます。また、1台だけでなく2台以上のディスプレイにデータを飛ばすことが可能な機種もあり、複数の人が同時に計測値を確認することもできます。
本体は耐水性や耐寒性があるものが多くあり、屋外の作業でも支障なく使用することが可能です。テンションメーターは、小型のものでも0.5トンから3トン程度の張力を管理できるようになっていますが、大型のものであると、300トンを超える張力を管理することもでき、幅広く使えることが特徴です。
ディスプレイは、液晶でデジタル表示を使用しているものが多く、屋外でも見やすいように設計されています。
テンションメーターの使用方法
テンションメーターの使い方はシンプルです。まず、テンションメーター本体に電池を入れます。次に本体に専用のシャックルを着けます。シャックルとは、ワイヤーなど張力を測定する素材を吊るす専用の部品です。それぞれのテンションメーターに付属している、もしくは指定されている専用のシャックルを使用しない場合、正しく動作せず危険を及ぼします。次に、シャックルにワイヤーなど張力管理をする素材を取り付けます。使用途中で取れたり、ずれたりしないようにしっかり取り付ける必要があります。
続いて、テンションメーターの電源をオンにします。シャックルなど吊り具の重さを含めて測る場合は、電源を入れてからそれらを取り付ける必要があります。
そして液晶ディスプレイの電源をオンにします。ディスプレイは電池式のものと充電式のものがありますので、充電式を使うならば事前にあらかじめ充電する必要があります。ちなみに、電池の残量はディスプレイ上に表示されるので、目視で確認が可能です。充電が終われば、キログラムやトン、ポンドなど計測に使用する単位や計測モードなどをディスプレイ上で設定します。
計測するモードとは、何秒ごとに張力を測定するかの設定のことをさします。モードはスタンダードという1秒に1回計測するモードやスタンダードスローという2秒に1回のモード、エコノミーという4秒に1回のモードなどがあります。計測する頻度が多いと電池の減りが早く、使用時間が短くなるので、現場や状況に合わせて調節する必要があります。 同じテンションメーターを複数使用している場合、1台のディスプレイでそれらを同時に管理することも可能です。オーバーウェイトや圧縮などが検知されるとアラームが鳴るので、手早くリスクを避けるための対応をすることが可能です。
テンションメーター使用上の注意点
テンションメーターが届いたら、まず確認すべきことは、破損、および変形がないかということです。輸送途中や搬入時に落としたりぶつけたりして壊れている可能性もあります。さらに、本体やディスプレイだけでなく、付属品が正確にそろっているかを確認します。特に中古品の場合は、抜け漏れている品がないか気を配ることが必要です。テンションメーターは精密機械のため、使用方法を誤ると建物や他の機械を破壊したり、従業員に危害が及んだりしてしまうなどの事故の原因となってしまいます。使う前には取扱説明書をよく読み、説明に従い正しく使うことが重要になります。取扱説明書には危険度合いの高い順に「危険」や「警告」、「注意」などの表示がされているので、危険な行為には特に注意して目を通すことが重要です。
ディスプレイ操作で設定を行ったり、計測値を確認したりする際には、無線が届く距離で、かつ安全に使用できる場所で行うことを肝に銘じましょう。テンションメーターは耐久性が高いですが、強い振動を受ける場所では正しく動作しないこともあります。また、耐水性に優れているので天気が雨でも使えますが、水やお湯につけてしまうと故障してしまう可能性が高いために使用は不可能です。また、腐食性ガスがあるところでの使用や、溶剤との接触は避けるべきであることも忘れないことが大切です。
耐寒性および耐熱性に優れているからといい、マイナス10℃から50℃程度の中で使用をした方が、心配がありません。急な温度変化は故障の原因になりやすく、例えば、冬に冷えた車内から暖かい室内に移動した直後に作業する、などは避けるべきでしょう。力が加わる方向にも気を向ける必要があります。垂直、水平に力が加わるように使用し、圧縮やねじりなど想定外に負荷がかかるような使用は避けるべきです。テンションメーターの使用方法や気をつけるべき点を現場で共有することが、安全な利用につながるでしょう。
テンションメーターの主な用途
■製造プロセスの品質管理: テンションメーターは、製造ラインで製品の品質管理に使用されます。例えば、紙やフィルムの製造業界では、材料のテンションを正確に測定し、製品の幅や引張り強度をコントロールします。これは製品の均一性と品質を確保するのに役立ちます。■印刷業: テンションメーターは、印刷機械で紙やフィルムを引張る際に使用され、印刷品質と精度を向上させます。印刷速度と材料供給の調整に役立ちます。
■電線およびケーブル製造: 電線やケーブルの製造プロセスでは、導体材料のテンションを確実に制御する必要があります。テンションメーターは、材料の均一な引張り強度を確保し、信頼性の高い製品を製造するのに使用されます。
■テキスタイル業界: 織物や編物の製造プロセスでは、糸や織物のテンションを測定し、織物の品質を確保します。また、布地の引っ張り強度のテストにも使用されます。
■ガラスおよびプラスチックシート製造: ガラスやプラスチックシートの製造において、材料のテンションを正確に制御することは、製品の透明性と均一性を保つのに重要です。
■製紙業: 紙の製造プロセスでは、紙のロールにかかるテンションを監視し、紙の幅や質量を一定に保つのにテンションメーターが使用されます。
■研究と開発: テンションメーターは新しい材料のテンション特性を評価し、新製品の設計と開発に役立ちます。さまざまな材料の引張り強度を研究するのに使用されます。
テンションメーターは、製造プロセスの安定性と品質を向上させ、製品の信頼性を高めるのに役立つ重要なツールです。各産業分野で特定の用途に合わせて調整されたテンションメーターが利用されており、品質コントロールと効率性の向上に貢献しています。